明けましておめでとうございます。今年も早3日目となりました。このお正月は、家にいて、ずっと仕事をしています。まあ、普段からどこまでが「仕事」でどこからが「私事」なのかよく分からない状態なのですが、取りあえず「仕事」をしていることにしておきましょう。
さて、元旦に「今年の目標」を紙に書いたりする人もいると思いますが、僕はこれまでそんなことした試しがありません。もともとひねくれ者なので、「一年の計は元旦にあり」と言われても、元旦の過ごし方ですべてが決まるほど人生単純なものではないでしょ、ってついつい思ってしまうんですね。
理想から始まり妥協で終わる場合もあれば、妥協から始めて知らず知らずに理想に向かう場合もあります。うまくいく場合は後者の方が多いんじゃないでしょうか。だったら、初めから理想を語っても意味ないじゃんということですね。
でも、今年はこのような日記も書いていることだし、そんな斜に構えたこと言ってないで、いっちょ目標を立ててみようかと思いました。で、どんな目標を?ということになるわけですが・・・
「目標はできるだけ具体的に」という言葉はよく聞きますね。僕も学生にはこのフレーズを時どき使ったりしています。それなりに実効性のあるやり方だとも思います。でもあまり数字がビシバシ出てくるような具体的過ぎる目標はつまんないなと思うんですね。自分が立てた目標によって、自分自身を小さくまとめてしまうようなそんな感じがして。
そこで、いろいろと考えた、というか、この文章を書きながら思いついたのですが、今年は一つの試みとして、取りあえず漠然とした目標を設定しておき、そこに辿り着くまでの道順はその都度考えるという姿勢で挑もうかと思います(まあ、いつもそのようにやっているわけですが)。
登る山だけ決めておいて、登り方は登りながら考えるという感じですね。
登りがいはありそうだけど、どうやったら登れるのか、どこに道が続いているのか分からない、そんな山。。。
そんな山を探した結果、見つかったのが「温かな年」という言葉でした。
「???」と思われた方も多いでしょうが、年末の新幹線の中で、妻が年賀状の宛名書きをしているのを何気にみていたら、昨年我が家に頂いたMさんからの賀状の中に「温かい年になりますように」という言葉があったんですね。その時「コレいいな」と思ったんです。
とても漠然としていて、実現の仕方は良くわからないけれど、なんかそんな年になると良いなと思える言葉でした。僕が設定した条件をすべてクリアしています。
ということで、僕の今年の目標は
「ぬくもりのある生活」
を築くことです。幾つかの思いつきを結びつけただけのものですが、真冬に立てる目標としては、真っ当なもののように思います。
温かい年を迎えるにあたり、新年の慶びを謹んで申し上げます。
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