2012年2月6日月曜日

弁論準備手続

実は2年ほど前から争っている裁判があります。ある大手企業との契約に関わるトラブルです。相手方には顧問弁護士が二人ついていて、こちらは僕一人だけという、一般的にみれば不釣り合いな裁判です。僕も訴えを起こす前に弁護士をつけようかと考えたことはあったのですが、お話した弁護士さんはどなたもあまり力にはなりそうになかったので、自分でやることにしました。わざわざお金を払って雇う弁護士に事情を逐一説明して経緯をご理解頂いている暇があるのなら、自分でさっさと進めた方が早いんじゃないかと思った次第です。

裁判」と聞くと、それだけでとても大変なことのように思う人もいますが、やり方を理解すれば、そんなに大変というわけでもありません。自分の主張をまとめた「準備書面」という書面を2ヶ月に一度くらいの割合で提出していくのですが、論文を書くのと同じで、自分の主張を証拠で裏付けながら記載するだけです。僕は結構この作業自体が楽しかったりします(変わり者ですね^^)。

当事者間で話がつかないことはやはり第三者に入ってもらうしかないです。裁判では裁判所というれっきとした公的機関に間に入ってもらえるわけですし、自分の主張がはっきりしていて、それを裏付ける証拠があるのなら、とても有難い紛争解決手段だと思います。弁護士さんを雇わなければ裁判費用もホントしれてますからね。

本訴訟もそろそろ大詰めを迎えていて、明日は裁判官から和解の提案がありそうです。今のところ僕には和解する理由はないので、よっぽど説得力のある提案でない限り、弁論続行を希望するつもりです。「もめ事はちょっと。。。」という方には申し訳ないのですが、またこの「事件」については、思ったことをこのブログで書いていきたいと思います。人間生きていれば、いろんなトラブルに出会いますね。ま、生き方にもよるんでしょうけど。。。

関連ブログ:

続・弁論準備手続
今週末はヤマだな
手続的正義
和解期日
弁論再開

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