昨日は夕方から友だちを家に招いて食事した。ビールとシャンパンで始めて、前菜はトマトとバジルのオープンサンド。いちごソースのかかったお刺身サラダに海鮮ばらずし(わさび醤油をつけて食べる)、ガーリックの効いたサイコロステーキが無くなる頃には会話も佳境を迎えてました。たまに家に人を招くと、普段飲まない類いのお酒を飲んだり、なかなかしない料理をした
神戸学院大学 総合リハビリテーション学部 准教授 坂本年将のブログです。日々の生活についてアレコレ書いていきます。専門は脳科学(PhD)とリハビリ(理学療法士)です。脳とリハビリ研究所 Facebook ページ https://facebook.com/cbr.jp
2012年4月30日月曜日
2012年4月28日土曜日
KOBEの休日
120%天気の良い日だった。僕の記憶している神戸の晴天の中でもベスト5には入るんじゃないだろうか。ただ青空がぐーんと広がるというだけでなく、からっと乾燥していて風がとても心地良い。ふっとボストンの夏を思い出す。
2012年4月27日金曜日
学院ブランド
実習地訪問を済ませてきた。うちの学生は4年生になると2ヶ月にわたる「臨床実習」に出向くわけだが、この期間中に最低一度、教員が現地を訪問します。学生がつまずいている場合は問題解決のために2度目、3度目の訪問をするなんてこともありますが、実習の経過が順調であれば、先
2012年4月25日水曜日
名刺がデケた
新しい名刺が出来た。自作のオリジナルデザイン。神戸学院に来てからは3作目となる。実は僕は初対面の人との名刺交換にそれほど思い入れがないのだが、日本では握手する代わりに「どうも、どうも」みたいな感じで恭しく渡し合うのが礼儀になっているので、僕もこれには従うことにしている。しかし、嫌々ながらもいざ作り始めるといろいろとこだわりが出てくるもので、今では新作をリリースするのが結構楽しみになっている。もちろん受け取るお相手の多くは名刺のデザインになんてほとんど無頓着なわけだが、そんなことは僕にとってはどうでも良いことで、自分が少しでも名刺を渡すのが楽しく思えるようになることが重要なのである。今回はスッキリと白、赤、黒でまとめてみました。明日は学生の実習地訪問なので何人かの人たちとビジネスライクなご挨拶をする予定。早速、活用したいと思います。
2012年4月24日火曜日
「政府保証」って、それ、スゴいの?
いろいろと書きたいことはあるのだが、どれもこれもまだ準備が出来ていないので今夜はお金の話をすることにしよう。こんな時にでも書いておかないと、書きそびれてしまうからね。。。
実は僕の母が僕の知らない間に僕に保険をかけていた。郵便局の簡易保険。僕がボストンで暮らしている時に、僕の身に何かあったら何かと物入りだろうと10年ほど前に加入したらしい。このことを僕は最近まで知らなかったのだが、聞くと過去10年以上もの間、月々6,000円ちょっとの保険料を郵便局に納めてくれていたとのこと。「母の愛」。。。と言うか、したたかなリスクマネジメントというか。。。
ま、一応貯蓄型の生命保険で、現時点においては僕自身が将来貯まったお金を受け取る可能性もあるわけだから、これはやはり見返りを期待しない母の無償の愛なんだろう。Thanks, mom...
で、その保険証書を最近見せてもらったのだけど、これがちょっと「要検討」なんですね。月々6,180円の25年物。最大200万円の保険金。保険加入後すぐに事故で亡くなったなんて場合はこれ全額がドカっと入るからまあ良いんだけど(ただし僕が受け取るわけじゃない)、25年無事に満期まで払い続けると、支払い額は6,180 × 12 × 25 = 1,854,000円。もし80歳まで生きて普通に病気や老衰で死んだ場合の受取額は約150万円です。
人によって感じ方は違うんだろうし、ほかに加入している保険との兼ね合いもあるので一概には評価できないけど、僕的には・・・この商品って何が魅力なの?
満期の60歳以降20年も預けて元本割れてるやん。ま、80歳まで生きれば支払い開始時から45年間の死亡保障が付くということにはなるけど、探せば簡単にもっとハイレバな保険見つかるよ。郵便局の人は、「今解約するのはもったいない」と口を揃えて言うが、ホントにそう思ってんの?「政府保証が付いてます」って、それ、何か意味あるの?
ひょっとすると僕の想像力を超えた魅力が満載の保険なのかもしれないが、今僕の手元にある情報を下に判断すれば、この証券は「売り」である。これまで支払った分が約77万円、解約する場合の返金額は約66万円で11万円ほどの「損」にはなるが、10年以上にわたり月数百円の掛け捨て保険に入っていたと思えば悪くはない。ここは潔く切って、差額を補填した77万全額を母に返そうと思う。旅行も行けるし、美味しいもの沢山食べられるよ。利息分は勘弁してね♡
僕もこれから約15年にわたる月々6,180円の支払いを免れることになる。お金は有効に使わないと。。。
実は僕の母が僕の知らない間に僕に保険をかけていた。郵便局の簡易保険。僕がボストンで暮らしている時に、僕の身に何かあったら何かと物入りだろうと10年ほど前に加入したらしい。このことを僕は最近まで知らなかったのだが、聞くと過去10年以上もの間、月々6,000円ちょっとの保険料を郵便局に納めてくれていたとのこと。「母の愛」。。。と言うか、したたかなリスクマネジメントというか。。。
ま、一応貯蓄型の生命保険で、現時点においては僕自身が将来貯まったお金を受け取る可能性もあるわけだから、これはやはり見返りを期待しない母の無償の愛なんだろう。Thanks, mom...
で、その保険証書を最近見せてもらったのだけど、これがちょっと「要検討」なんですね。月々6,180円の25年物。最大200万円の保険金。保険加入後すぐに事故で亡くなったなんて場合はこれ全額がドカっと入るからまあ良いんだけど(ただし僕が受け取るわけじゃない)、25年無事に満期まで払い続けると、支払い額は6,180 × 12 × 25 = 1,854,000円。もし80歳まで生きて普通に病気や老衰で死んだ場合の受取額は約150万円です。
人によって感じ方は違うんだろうし、ほかに加入している保険との兼ね合いもあるので一概には評価できないけど、僕的には・・・この商品って何が魅力なの?
満期の60歳以降20年も預けて元本割れてるやん。ま、80歳まで生きれば支払い開始時から45年間の死亡保障が付くということにはなるけど、探せば簡単にもっとハイレバな保険見つかるよ。郵便局の人は、「今解約するのはもったいない」と口を揃えて言うが、ホントにそう思ってんの?「政府保証が付いてます」って、それ、何か意味あるの?
ひょっとすると僕の想像力を超えた魅力が満載の保険なのかもしれないが、今僕の手元にある情報を下に判断すれば、この証券は「売り」である。これまで支払った分が約77万円、解約する場合の返金額は約66万円で11万円ほどの「損」にはなるが、10年以上にわたり月数百円の掛け捨て保険に入っていたと思えば悪くはない。ここは潔く切って、差額を補填した77万全額を母に返そうと思う。旅行も行けるし、美味しいもの沢山食べられるよ。利息分は勘弁してね♡
僕もこれから約15年にわたる月々6,180円の支払いを免れることになる。お金は有効に使わないと。。。
2012年4月21日土曜日
クレバーGuy
昨夜は幸いにも雨が上がり、予定時刻の6時から試合開始となった。予想通りマクレーンと斎藤の投げ合いで、5回まではゼロが並ぶ。斎藤のピッチングは初めて見たが、素人目には「みんなどうして打てないんだろう?」と思ってしまう。ストレートの球速はほとんどが130キロ台。決して「剛球」を投げているわけではない。ばったばったと三振を取るわけでもなく、明らかに打たせて取るタイプ。たぶんコントロールと配球(アタマ)が良いんだろう。2ストライクを取ってからのワンバウンドする球はフォークボールだと思うが、打者にしてみればボールになるとは分かっていても振らずにはいられないんだろうね。合計8本のヒットを打たれ何度となくピンチを招いたわけだが、そこから崩れることなく見事プロ初完封を成し遂げました。丁寧で、粘り強く、そしてクレバーなピッチャーです。。。5対0。6回表に日ハム中田のボテボテゴロがうまく転んで、その後は日ハム有利に試合も転んでいきました。首位と5位の差ですかね。微差は大差。
2012年4月20日金曜日
2012年4月19日木曜日
Given, but hidden
先日、僕のラボで博士論文に取り組んでいるM病院のI先生と研究のことやら実習生のことやらその他ここではお話することが出来ないような何やかんやについて話をしていたのだけれど、1時間ほどの間にずいぶんとアイデアが出た。ちょっとした話をもとに頭の中で構想がサササっと組み立てられることってタマにありますね。実現するかどうかはさておき、とてもワクワクする瞬間です。どんな優れたプランでも、それが形になるまでには普通、大小無数の現実的な問題をクリアしていかなければならないわけだが、話は十分に feasible だし、実現すれば、世のため人のため、そして自分たちのためにもなる皆ハッピーの仕事になりそうです。いつも思うことだが、可能性やチャンスというのは僕たちの周りに無数に存在する。それらは得体の知れない何者かによってすでに僕たちに与えられているのだが、多くの場合、僕たちはそれに気づけないんだと思う。僕たちがやらなければならないことは、その可能性やチャンスに気づきそれに形を与えること。Given, but hidden。今朝、車を運転していたら、ふとこんな言葉が頭に浮かんだ。
2012年4月18日水曜日
101本目のプロポーズ
ちょっと暖かくなったなと思ったらまた寒さがやってきて、昨夜は帰る時に分厚いコートが欲しかった。昼夜の温度差も結構あって、車にいると昼間は冷房を入れているのに夜は暖房を入れている。金曜日の夜は野球観戦なんだけど大丈夫かな。オリックス × 日本ハム。毛布を一枚持っていった方が良いかもしれないね。ガラガラの3塁側内野席だから、人の熱気で温もるなんてことは期待できないだろうし。。。オリックスの試合はこちらに来てからちょくちょく観に行ってて選手の名前もだいぶ覚えた。坂口、大引、後藤、T岡田。この順番で打席に入る。左バッターが多いんですよね。あんまり強くはないんだけど、オラが町のチームだし、今年も陰ながら(3塁側から)応援したいと思います。。。さてさてこのブログも先日100本目の投稿を済ませましたが、これから時どき脳科学や認知科学、リハビリテーションに関する論文の紹介などもしていきたいと思います。「身辺雑記」なので、あくまでもブログのメインテーマは「雑談」なのですが、一応「脳科学者」なので、それっぽいものも「たまには」あって良いかと思います。
2012年4月16日月曜日
100本目
昨年のクリスマスから始めたこのブログの投稿数がちょうど「100」となりました。次の目標?そうですねぇ、101本目を書くことですね。
過去記事:
ブログサマリー 2012.03
ブログサマリー 2012.02
ブログサマリー 2012.01
ブログサマリー 2011.12
過去記事:
ブログサマリー 2012.03
ブログサマリー 2012.02
ブログサマリー 2012.01
ブログサマリー 2011.12
2012年4月15日日曜日
いつか月曜日に、きっと
読んだ。ナディン・ゴーディマ著『いつか月曜日に、きっと』。この前の『トゥルー・ストーリーズ』と同じく、エッセイ集でした。読む前にはスーザン・ソンタグの『同じ時のなかで』(これまたエッセイ集)と2冊僕の前にあったのですが(どちらも作者は女性)、両方をパラパラっと読んでみて、ゴーディマさんの方をそのまま読み進めることにしました。何の予備知識もなく読み始めたのですが、作者は南アフリカ共和国在住の白人(ユダヤ系)で、アパルトヘイト絡みの話が中心です。自国における黒人差別の問題に白人作家としてどのようにコミットしていけば良いのか、自身のアイデンティティーの構築と確認、作家としての立ち位置(最近よく耳にする言葉で言えば「ポジショニング」)についての思索が綴られています。一部に創作論もあり、その中で作者は次のような言葉を残しています。
「フィクションとは人生のなかに可能性としては存在しながら、しかし一度も夢見られたことのないことがらを探求する方法である」
冒頭の本書タイトルは「Some monday for sure」の和訳です。
「フィクションとは人生のなかに可能性としては存在しながら、しかし一度も夢見られたことのないことがらを探求する方法である」
冒頭の本書タイトルは「Some monday for sure」の和訳です。
2012年4月14日土曜日
ナンパされちゃった
今日の午後、息子と公園で遊んでいたら、それまで友達とブランコで遊んでいた小学校3年生くらいの女の子が近寄ってきて、「すみません、一度、バトミントンをしてもらえないでしょうか?」とお誘いを受けた。初めて会う知らない子。もちろん断る理由もないので、5分ほど2人で羽根を追いかけました。ラケットが小ぶり(子供用?)だったこともあってか、なかなかうまくいきませんでしたが、2、3回ラリーが続くことがありました。終わると彼女は「どうも有難うございました」と礼儀正しくお礼を言って、またお友達のところに戻っていきました。
2012年4月12日木曜日
A festive week
ここ一週間はいろんな人たちに会いにいったり、いろんな人たちが僕たちに会いに来たりした。四月は何かとお祝いの多い季節ですからね。母とは1年以上会ってなかったのだが、息子の入学を祝いに遠路はるばる神戸まで来てくれた。会えば会ったでいろいろと話題はあるもので、行きつけのお寿司屋さんで幾つか重要な話もした。週末にはアルダー1の中川さんほか、苦楽園で何人かの方々とお知り合いになり、週明けには息子の入学式があった。あ、そうそう、月曜日には裁判所にも行きましたね(これはお祝いではないけども)。昨夜はこれまた帰国以来お世話になっている◯塚家具の◯本さんを自宅にお招きし、家具業界のことなど、いろいろと面白いお話をすることができました。やっぱり個人のお店が生き残っていくには、そこでしか買えないものを提供できないとダメですよね。
2012年4月11日水曜日
本質は細部に宿る
先月発行されたうちの学部の紀要に学生との論文を発表した(参考ブログ:視覚運動制御 accepted)。学生がファーストで僕がラストです。「ファースト」「ラスト」って何かというと、論文に掲載される執筆者の名前順です。面倒を厭わず全部書くなら「first author」「last author」となります。 今回は執筆者は2人(学生と僕)だけなので、ラストは「second author」でもあるわけですね。
どうしてこんな順番にこだわるのかと言うと、この順番がその論文に対するそれぞれの執筆者の貢献度や役割を表すからなんです。今回のケースでは、読む人が読めば誰(どちら)が何をしたかはかなり明確に分かると思うのですが、念のため「代表者」の連絡先として僕のメールアドレスを論文1ページ目下端に記載しておきました。英語なので「Corresponding author: toshis@reha.kobegakuin.ac.jp」とあります。「この論文に関するお問い合わせはこのメールアドレスにお送り下さい」との意味ですね。
文科系のことはよく知りませんが、理系では「研究室(ラボ)」の主宰者(principle investigator。よく「PI」と略します)がいて、そのPIの大きなテーマ(research program)の中で、学生なりポスドクが小さなテーマを追求していきます。彼ら一人一人の研究のテーマは違えど、総体として見た場合にはそのラボの大きなテーマを追求できるようプログラムされているわけです。僕の研究室だと「運動学習」と「習慣形成」が現時点での大きなテーマに相当し、僕の学生や共同研究者らが行う個々の研究は、この傘の中で追求される小さなテーマとなります。
でまあ、ここまでが今日のブログの前置きなんですが、先日、上の紀要の別刷(冊子に掲載された個々の論文の抜刷りで、普通50部ほどが無料でその論文の執筆者に配布されます)を、窓口の学部長室に取りに行ったところ、事務方さんはそれを全て学生の実家宛に郵送したと言う。。。
「あのう、ここに連絡先書いてるんですけど。。。」
どうしてこういうことが起こるのだろう。お茶を入れ、椅子に座り直してちょっと考えてみた。「連絡先」が英語で書かれていたからかな? いや、でも同じ日本であっても理学部や医学部でこんなことが起こるとは考えられない。レベルの差? まあ、ひょっとするとそうなのかもしれないが、うちの事務方さんのレベルは決して低いわけではない。
たぶん、論文に「連絡先」が記載されているなんていう発想が彼女たちにはないんだろう。だからたぶんそれをチェックしてもいないんだろう。でもこれは無理もないことである。うちの教員にもそんな発想はないわけだから。。。そしてここでもう一歩踏み込んで考えてみると、上の「ラボ」という概念もここには存在しないから今回のようなことがサラッと起きてしまうのだと思う。つまり、たとえその論文に連絡先が記載されていなくとも、それが「ラボの研究成果」という認識があれば、別刷を郵便ポストに投げ込む前に、その研究室の責任者にその取り扱いについて問合せがあるはずである。。。補足だが、うちの部署は「理系」にも関わらず、研究室のことを「ラボ」ではなく「ゼミ」と呼ぶ。
今日のお話は読む人によってはもの凄く些事に聞こえる話だと思うし、研究室のことを「ゼミ」と呼ぶ理系学部があってもそれはそれで画期的なことなのかもしれないが、僕は
「ものごとの本質は細部に現れる」
と思うわけです。。。
肝心の別刷は改めて刷って僕に渡してくれるということだが、さて、これもどうなることやら。。。
どうしてこんな順番にこだわるのかと言うと、この順番がその論文に対するそれぞれの執筆者の貢献度や役割を表すからなんです。今回のケースでは、読む人が読めば誰(どちら)が何をしたかはかなり明確に分かると思うのですが、念のため「代表者」の連絡先として僕のメールアドレスを論文1ページ目下端に記載しておきました。英語なので「Corresponding author: toshis@reha.kobegakuin.ac.jp」とあります。「この論文に関するお問い合わせはこのメールアドレスにお送り下さい」との意味ですね。
文科系のことはよく知りませんが、理系では「研究室(ラボ)」の主宰者(principle investigator。よく「PI」と略します)がいて、そのPIの大きなテーマ(research program)の中で、学生なりポスドクが小さなテーマを追求していきます。彼ら一人一人の研究のテーマは違えど、総体として見た場合にはそのラボの大きなテーマを追求できるようプログラムされているわけです。僕の研究室だと「運動学習」と「習慣形成」が現時点での大きなテーマに相当し、僕の学生や共同研究者らが行う個々の研究は、この傘の中で追求される小さなテーマとなります。
でまあ、ここまでが今日のブログの前置きなんですが、先日、上の紀要の別刷(冊子に掲載された個々の論文の抜刷りで、普通50部ほどが無料でその論文の執筆者に配布されます)を、窓口の学部長室に取りに行ったところ、事務方さんはそれを全て学生の実家宛に郵送したと言う。。。
「あのう、ここに連絡先書いてるんですけど。。。」
(1ページ目下端を指差す)
どうしてこういうことが起こるのだろう。お茶を入れ、椅子に座り直してちょっと考えてみた。「連絡先」が英語で書かれていたからかな? いや、でも同じ日本であっても理学部や医学部でこんなことが起こるとは考えられない。レベルの差? まあ、ひょっとするとそうなのかもしれないが、うちの事務方さんのレベルは決して低いわけではない。
たぶん、論文に「連絡先」が記載されているなんていう発想が彼女たちにはないんだろう。だからたぶんそれをチェックしてもいないんだろう。でもこれは無理もないことである。うちの教員にもそんな発想はないわけだから。。。そしてここでもう一歩踏み込んで考えてみると、上の「ラボ」という概念もここには存在しないから今回のようなことがサラッと起きてしまうのだと思う。つまり、たとえその論文に連絡先が記載されていなくとも、それが「ラボの研究成果」という認識があれば、別刷を郵便ポストに投げ込む前に、その研究室の責任者にその取り扱いについて問合せがあるはずである。。。補足だが、うちの部署は「理系」にも関わらず、研究室のことを「ラボ」ではなく「ゼミ」と呼ぶ。
今日のお話は読む人によってはもの凄く些事に聞こえる話だと思うし、研究室のことを「ゼミ」と呼ぶ理系学部があってもそれはそれで画期的なことなのかもしれないが、僕は
「ものごとの本質は細部に現れる」
と思うわけです。。。
肝心の別刷は改めて刷って僕に渡してくれるということだが、さて、これもどうなることやら。。。
2012年4月10日火曜日
光に向かって入学式
今朝はレイ君の入学式があった。小学校です。2クラスだけで総勢約60名。道路を一つ隔てた隣町は5クラスあるって言うから、結構この地域って棲み分けされてるんですよね。子育て世代はあちら側、ご隠居世代はこちら側、って感じです。多いのが良いのか少ないのが良いのか人によって違うだろうけど、僕らとしては少ない方がゆったりしていて良いですね^^。
さて、受付では6年生たちが新入生を迎えてくれました。新入生一人に6年生一人がついて、会場へのエスコートやキャンパスツアーをしてくれるんです。小学生なのに人をリードする物腰はもう本当に洗練されていて、なんて言うか、こう、ナイスなんですよね。我が子も5年後にはこういう風に振る舞うようになるのかと思うと、嬉しいような、頼もしいような、末恐ろしいような。。。ま、草木が光に向かって育つように、我が子もどこかしかに光を見つけて育っていくのでしょう。
式の後、最近見つけた駅近くのイタリア料理店でお祝いしました。パパはこれが楽しみだったんだ。。。
さて、受付では6年生たちが新入生を迎えてくれました。新入生一人に6年生一人がついて、会場へのエスコートやキャンパスツアーをしてくれるんです。小学生なのに人をリードする物腰はもう本当に洗練されていて、なんて言うか、こう、ナイスなんですよね。我が子も5年後にはこういう風に振る舞うようになるのかと思うと、嬉しいような、頼もしいような、末恐ろしいような。。。ま、草木が光に向かって育つように、我が子もどこかしかに光を見つけて育っていくのでしょう。
式の後、最近見つけた駅近くのイタリア料理店でお祝いしました。パパはこれが楽しみだったんだ。。。
2012年4月9日月曜日
5分で終わる弁論準備
今日の弁論準備は5分で終わった。いや、実際には5分もかかんなかったかもしれない。典型的な弁論準備と言えるだろう。テレビでたまに見かける刑事訴訟とは違って民事の弁論なんてあっけないもんです。相手さんの主張の途中で「異議あり!」と叫んで席を立つなんてことはやりません。原告、被告、そして裁判官が会議用の丸テーブル(8〜10人用)をゆったり囲んで座り、裁判官から「原告の坂本さんから◯月◯日に原告第〜準備書面、甲◯〜◯号証及び証拠説明書を頂いています。被告はこれに反論して下さい。では、次回期日ですが・・・」という感じで、次回の日時を三者で設定すればそれで終わりです。2月の和解交渉の席では、ああだこうだと言って裁判官とのお話に熱が入りましたが、今日は穏やかに淡々と時間が過ぎました。被告さんはどんな反論してくるんだろうね。裁判官も仰せの通り、事実関係の審理は済んでいて(裁判官の心証については和解の席ですでに伺っている)、争点は原告の請求の法的要件に絞られている。裁判官は早く終わりたいみたいだけど、被告の反論次第ではまだまだかかるんじゃないかな。。。
2012年4月8日日曜日
アルダー1
昨日は午後から西宮の苦楽園へ。神戸より少し暖かいのだろうか。有馬温泉を抜けて甲山に入ると、桜があちこちで咲いている。行き先は幾つかあったのだが、メインは「アルダー1」という家具屋さん。このたび垂水からお引越されました。昨日は新しいショールームのお披露目の日。社長の中川さんと奥様の瞳さんとはかれこれ4年以上のお付き合いになる。話を一から始めるととても長ーい話になるので、何をどこまで書くのが良いのか見当がつかないのだが、とにかくいろいろとお世話になってきた人たちなんです。
ちょっと偉そうな言い方ですが、その対極をいく小さなお店や会社は是非とも応援したいです。苦楽園ショールーム。むっちゃカッコ良いです。
中川さんが惚れ込んだオーストリアの家具メーカー「Team 7」の商品を中心に販売されているお店ですが、オリジナル家具の製作やリフォームの請負もやられています。「こんな家具が欲しい」「キッチンを替えたい」と思ったらいろいろと打合せしながら作って貰えますよ。化学塗料を使っていない生木の良さに徹底的にこだわっています。よく新装したばかりのお店に入ると、ボンドの匂いが充満してたりしますが、ここは懐かしい木の香りがします。。。
「一生のお付き合い」を謳う業者さんはたくさんあるけど、本当にそこまで客に付き合っているお店や企業ってほとんどないんですね。売上げが上がるとその客に対する興味は限りなくゼロになる。売れる前なら「面倒くさいな、このお客」と思われた時点で連絡は途絶えます。僕の個人的な経験に基づけば、「安全・安心・快適」といった言葉を声高に唱えている大手の企業にこの傾向が強いですね(実際にはこういうとこと関わるのって「危険」で「不安」で「不快」なんですけど。。。)。
ちょっと偉そうな言い方ですが、その対極をいく小さなお店や会社は是非とも応援したいです。苦楽園ショールーム。むっちゃカッコ良いです。
2012年4月7日土曜日
アドレスが変わりました
このブログの公式URLが変わりました。
新URL:
http://www.toshiznet.com
これまでのURLでも閲覧できますが、一部使用できない機能があります。
ブログのタイトル等に変更はありません。
引き続き宜しくお願い致します。
坂本年将
新URL:
http://www.toshiznet.com
これまでのURLでも閲覧できますが、一部使用できない機能があります。
ブログのタイトル等に変更はありません。
引き続き宜しくお願い致します。
坂本年将
2012年4月6日金曜日
HTML & CSS
今週に入ってから空いた時間にホームページの制作に取り組んでいる。コンピュータ・プログラミングはニューヨークにいた頃(随分と前だな。。。)に習って、その後MITで神経活動のシミュレーションをするのに少し使った記憶がある程度。ま、HTMLやCSSをプログラミングと呼んで良いのかどうか分からないが、ページレイアウトの設定やフォントの指定などをコマンド打ち込みながらするので、やっていると何かプログラム書いているような気分にはなってくる。ブラウザによっては配置がずれてたりして、そのような場合のトラブルシューティングまでは手が回らないのだが、取りあえずの完成形(ドラフト)を作りたいと思う。ずっと先延ばしにしてきたプロジェクトなわけだけど、いろいろな意味で方向性も明確になり、自分にとっては然るべきタイミングでローンチ(launch)できるのではないかと考えている。
2012年4月4日水曜日
それって、あなたへの言葉じゃないの?
4月は新入社員や新入生といった人たちが会社や学校に入って来る季節で、彼らが目上の者から訓示を受けている光景を目にすることがたびたびある。組織にはそれぞれその組織特有の行動規範があり、どのような行動が是で、どのような行動が非なのかを、新たに加わる構成員に伝達する必要があるわけだ。「研修」や「オリエンテーション」と呼ばれる営みの大きな目的はこれですね(もっと大きく言えば、これは家庭や学校や会社でなされている「教育」の究極的な目的でもある)。で、これはこれで理解できるのだが、時々、壇上でお話してる人が新入りさんのちょっとした仕草とか言葉尻をつかまえて、「態度」やら「マナー」やら「言葉遣い」やらについて大声で説教してたりするんですよね。で、そういう説教してる人を見ると(その人のことを個人的に知っている場合であるが)、大抵そういう人って普段の態度が横柄であったり、会議の途中でよく席を立ったり、同僚への言葉遣いがぞんざいだったりする人なんですよね。。。「それって、あなたへの言葉じゃないの?」とついつい思ってしまうことって割にあります。皆さんも注意して周りをご覧になって下さい。この季節、面白い発見があったりするかもしれませんよ。
2012年4月3日火曜日
暴風警報でも入学式
朝からビュンビュン風が吹いて、何コレ?と思ってたらいつの間にか暴風警報が出ていた。雨も結構激しいよ。台風かと思ったら、人が言うには強力な低気圧らしい。4月に台風って珍しいもんね。どこまでが「低気圧」でどこからが「台風」なのか僕は知らないのだが(今調べたら最大風速によって決まるみたい)、どうやら強力なだけでなく巨大なようだ。台風なら「超大型級」とか(天気概況)。いつもは暴風警報が出たら大学はお休みとなるのに今日の入学式は強行されました。大学にしてみれば「日を改めて」なんてやってる余裕はないからね。それでなくても新入生のオリエンテーションスケジュールはパンパンなわけだし、遠方から泊まり込みで来られてる保護者の方々もおられるだろうし。これが卒業式だったらもっと大変だったかも。入学式と違って学生は着物着ますからね。ま、何はともあれ僕の知る限りでは突風による事故も無く、無事に式は終わったようです。人と当たり障りのない話をしたい時にはよく天気の話をすれば良いと言われるが、式に関わった人たちにとって今日ばかりはそうもいかなかったことでしょう。。。
2012年4月1日日曜日
ブログサマリー 2012.03
2012年3月(記事数:28)
学生が春休みの間にせっせせっせと仕事を進めたわけだが、思っていた以上には進まなかったね。ま、いつものことだけど。計画というのは普通、順調に遅れるものなのです^^。明石市役所での講演会の後は卒園式やら謝恩会やら3月ならではのイベントがあり、それと並行して健康運動実践指導者やら理学療法士やら、学生の資格試験の合格発表があった。先日書き始めた臨床実習のお話(「臨床実習とは何か」「ふたつのお部屋」「基礎知識の欠如?」)は、具体的にどのような結論に辿り着けるのか現時点では分からないのだが、書き進める中でブレイクスルーしていければと考えている。先週から再開した5時起きは定着させたいね。4月は脳科学者らしいブログも幾つか書いてみたいと思っている。
その他、3月のおススメ記事:
認知症
決して悪くない土曜日
悲しみのカタチ
ビールの小話
センス? 感性?
アメリカインディアンの教え
ダイエット・メルマガ ☆ Vol. 8
It Don't Mean a Thing
これまでのブログサマリー:
ブログサマリー 2012.02
ブログサマリー 2012.01
ブログサマリー 2011.12
学生が春休みの間にせっせせっせと仕事を進めたわけだが、思っていた以上には進まなかったね。ま、いつものことだけど。計画というのは普通、順調に遅れるものなのです^^。明石市役所での講演会の後は卒園式やら謝恩会やら3月ならではのイベントがあり、それと並行して健康運動実践指導者やら理学療法士やら、学生の資格試験の合格発表があった。先日書き始めた臨床実習のお話(「臨床実習とは何か」「ふたつのお部屋」「基礎知識の欠如?」)は、具体的にどのような結論に辿り着けるのか現時点では分からないのだが、書き進める中でブレイクスルーしていければと考えている。先週から再開した5時起きは定着させたいね。4月は脳科学者らしいブログも幾つか書いてみたいと思っている。
その他、3月のおススメ記事:
認知症
決して悪くない土曜日
悲しみのカタチ
ビールの小話
センス? 感性?
アメリカインディアンの教え
ダイエット・メルマガ ☆ Vol. 8
It Don't Mean a Thing
これまでのブログサマリー:
ブログサマリー 2012.02
ブログサマリー 2012.01
ブログサマリー 2011.12
ダイエット・メルマガ ☆ Vol. 9
ダイエット相談室メールマガジン
神戸学院大学ダイエット相談室
メールマガジン 第9号
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2012年2月17日
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神戸学院大学ダイエット相談室
メールマガジン 第9号
==========================
2012年2月17日
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別れの3月、出会いの4月
今日から新年度。お天気も良くっておまけに日曜日。こりゃ、もうお部屋にこもってテレビ観てる場合じゃないですよ(と言ってもうちにはテレビはないのだが。。。)。
☆本日の流れ☆
これからジムに行ってヨガしてランチはサンドで駅前で携帯の乗り換えしてそれから総合運動公園に行って息子と遊んで帰ってきたら本読んで頭ひねってそのあと夕食してちょちょっと部屋の片付けしたらまたこのブログを書く予定。
3月にはいろんなお別れがあったけど、4月はいろんな出会いがあるんだろうね。ステキな出会い、待ってます。
☆本日の流れ☆
これからジムに行ってヨガしてランチはサンドで駅前で携帯の乗り換えしてそれから総合運動公園に行って息子と遊んで帰ってきたら本読んで頭ひねってそのあと夕食してちょちょっと部屋の片付けしたらまたこのブログを書く予定。
3月にはいろんなお別れがあったけど、4月はいろんな出会いがあるんだろうね。ステキな出会い、待ってます。
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