2012年4月8日日曜日

アルダー1

昨日は午後から西宮の苦楽園へ。神戸より少し暖かいのだろうか。有馬温泉を抜けて甲山に入ると、桜があちこちで咲いている。行き先は幾つかあったのだが、メインは「アルダー1」という家具屋さん。このたび垂水からお引越されました。昨日は新しいショールームのお披露目の日。社長の中川さんと奥様の瞳さんとはかれこれ4年以上のお付き合いになる。話を一から始めるととても長ーい話になるので、何をどこまで書くのが良いのか見当がつかないのだが、とにかくいろいろとお世話になってきた人たちなんです。

中川さんが惚れ込んだオーストリアの家具メーカー「Team 7」の商品を中心に販売されているお店ですが、オリジナル家具の製作やリフォームの請負もやられています。「こんな家具が欲しい」「キッチンを替えたい」と思ったらいろいろと打合せしながら作って貰えますよ。化学塗料を使っていない生木の良さに徹底的にこだわっています。よく新装したばかりのお店に入ると、ボンドの匂いが充満してたりしますが、ここは懐かしい木の香りがします。。。

「一生のお付き合い」を謳う業者さんはたくさんあるけど、本当にそこまで客に付き合っているお店や企業ってほとんどないんですね。売上げが上がるとその客に対する興味は限りなくゼロになる。売れる前なら「面倒くさいな、このお客」と思われた時点で連絡は途絶えます。僕の個人的な経験に基づけば、「安全・安心・快適」といった言葉を声高に唱えている大手の企業にこの傾向が強いですね(実際にはこういうとこと関わるのって「危険」で「不安」で「不快」なんですけど。。。)。

ちょっと偉そうな言い方ですが、その対極をいく小さなお店や会社は是非とも応援したいです。苦楽園ショールーム。むっちゃカッコ良いです。

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