例の訴訟における控訴理由書を大阪高裁に提出した。あの本人訴訟でやってるやつ。今日が提出の〆切日だったので、「会場」の下見も兼ねて持参した。北浜にあるんだね。車で1時間くらい。お隣には天満警察署や大阪弁護士会館があり、川の向かいには中之島公会堂とか市役所とか日銀
とかがある。弁護士事務所や司法書士事務所もたくさんありますね。渡米する前はよくこの辺りにも来てたんだけど、神戸で暮らすようになってからはホント、年に1回来るか来ないかだね。神戸と比べたらやっぱ都会だわ。ビルが密集する面積が違う。これから判決まで何回来るんだろ?
控訴理由書の方は、A4にさらっと5〜6枚で片付くかなと思っていたのだが、書き始めるといつの間にか30枚を超えていた。最終的には32枚になった。新たな証拠添付とかはないし、事実関係は一審判決のとおりだし、その内容は、これまでに明らかにされた事実に対する法的解釈・法律適用の話になった。具体的には契約解除の成立時期をどう定めるかといったことや、契約解除の意思表示の存在の有無、そしてそれを踏まえての違約金・損害賠償請求の法的妥当性についての話です。一審判決における誤認や不備を指摘しながらの主張になるので、そりゃ、ま、5〜6枚で収まるはずはないよね。。。
今回、お相手さんは弁護士さんを変えてきました。一審では2人だったんですが、二審では4人付けてきました。ま、一審もそうだったんだけど、実質、担当は1人で、あとの人たちは名前を連ねてるだけなんでしょうけどね。法律事務所でもケース・カンファレンスみたいなのが週1回くらいあって、事務所のみんなでいろんなケースを共有するんでしょう。たぶん。ある弁護士さんから、二審からケースを受任するのは難しいと聞いたことがあるんですが、交代の理由は何だったんでしょうね。弁護士側から継続を断ったのか、お相手さんが切ったのか、それとも双方愛想が尽きたのか?
お相手さんは全国的にも超有名な企業で、ネットなどの巷(ちまた)ではスゴ腕の顧問弁護士を多数抱えているということで評判の企業なのだが、一審の人たちは、実際に争ってみると、そう大したこともなかったんですよね。ぶっちゃけた話。論理構成もお粗末だったし、随所で主張の整合性が取れてなくって、墓穴掘る場面がしばしばあった。ま、ケースが負け筋だとどうやっても仕方がないから、無闇にエネルギー注ぐのはやめて、適当にやってたということはあるのかもしれないけど。。。
さて、今度の人たちは本当にスゴ腕なんでしょうか?
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