なんかいつの間にか連作になってるね。国試絡みのテーマ。よく見てみたら、この1週間こればっか書いてる。ま、次いでだから今夜も続きを書くことにして、2月をフィニッシュしようと思う。
で、今日のテーマは「国立はどうなの?」。
これ、どういうことかって言うと、昨日、一昨日と「関西私学のナンバー1」なんてことを話してきたわけなんだけど、
「なんで私学なの?」
って、思いませんでした? 理学療法の学校には国立などの公立もあるよね。
もちろん学校の偏差値や学費なんかが違いすぎるので、初めから比較・競争にならないといったことはあるのだけれど、よく考えると、公立校に入学者の確保で負けたところで、別に私立校にとっては痛くも痒(かゆ)くも無いんですよね。いや、ひょっとすると僕の認識不足でちょっとくらいは痛かったり痒かったりするのかもしれないんだけど、焼けるような痛みや掻(か)きむしりたくなるような痒みは出ないんじゃないかな。
なぜかって言うとね、理学療法の分野で公立校(大学)の数って少ないんだよ。関西圏では神戸に一つ、京都に一つ、大阪に一つ、くらいじゃないかな。。。一方、私立は20校ほどある(専門学校を含めると40校以上にはなるだろう)。
そして学校の数が少ないということに加えてですね、公立の入学定員は一学年20名前後と、これまた少ないんだよね(私立だと40〜80名ってところが多い)。
だからですね、現状においてたとえ公立校に入学者を取られたところで、関西圏で理学療法士になりたい人が毎年60名以下となったり、日本のお年寄りの数が何かの拍子に急減することでもない限り(つまりは理学療法士の需要が急減するということだ)、私立にとっては痛くも痒くもないってことになるわけですよ。
そういう意味で、たとえ過酷な少子化の中にあろうが、理学療法の学校が乱立 = 繁殖しようが、関西圏で私学のトップ(この文脈では受験生の中での人気ナンバー1だな)にいる限り、学校が消滅してしまうようなことはないということになるわけです。
もちろん、大学というのは通常、理学療法学部門だけで成り立っているわけではないので、「大学の存続」ということに関して言えば、話はもう少し複雑になるわけですけどね。ま、そのあたりの話はまた気が向いた時にでも。。。
話は変わるんだけど、明日から3月だね。
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