かってかなり興味がありますね。これは今日の話からはちょっと外れたことになるのかもしれないけど、多くの場合において、ある行為をする本人もその行為の真の動機に気づいていないってことありますよね。ほら、よくあるじゃないですか。実際にその人の行っていることをよく観察してみると、その人が口で言っていることとは全く違う行為をなしていたりすることって。。。その他にも今日は、「自分は人よりも優れているんだ」という幻想(superiority illusion)の神経メカニズムや、利他的行為は結局のところ人から良く思われたいという自己防御心の反映であって長続きしないといった趣旨(僕の解釈)のお話を聞けたりしました。夕方のセッションでの「家族」の話も良かったですね。社会心理学や動物行動学の流れを汲むフィールドで、リハビリ屋さん(少なくとも理学療法士の多く)には馴染みの薄いフィールドですが、リハビリの対象である「人間」を理解する上でいろんなヒントを与えてくれる研究領域だと思います。僕の研究テーマもこの方向で一つ増えそうです。
神戸学院大学 総合リハビリテーション学部 准教授 坂本年将のブログです。日々の生活についてアレコレ書いていきます。専門は脳科学(PhD)とリハビリ(理学療法士)です。脳とリハビリ研究所 Facebook ページ https://facebook.com/cbr.jp
2013年6月22日土曜日
社会神経科学
今日もまた Neuro2013。社会神経科学(social neuroscience)を中心に情報収集してきました。Caltech の下條先生のトークなど、人間の行動の背後にある理由とその神経メカニズムに関するお話が幾つかあったのですが、人間が心の奥底で何を信じているのか、または何を望んでいるの
かってかなり興味がありますね。これは今日の話からはちょっと外れたことになるのかもしれないけど、多くの場合において、ある行為をする本人もその行為の真の動機に気づいていないってことありますよね。ほら、よくあるじゃないですか。実際にその人の行っていることをよく観察してみると、その人が口で言っていることとは全く違う行為をなしていたりすることって。。。その他にも今日は、「自分は人よりも優れているんだ」という幻想(superiority illusion)の神経メカニズムや、利他的行為は結局のところ人から良く思われたいという自己防御心の反映であって長続きしないといった趣旨(僕の解釈)のお話を聞けたりしました。夕方のセッションでの「家族」の話も良かったですね。社会心理学や動物行動学の流れを汲むフィールドで、リハビリ屋さん(少なくとも理学療法士の多く)には馴染みの薄いフィールドですが、リハビリの対象である「人間」を理解する上でいろんなヒントを与えてくれる研究領域だと思います。僕の研究テーマもこの方向で一つ増えそうです。
かってかなり興味がありますね。これは今日の話からはちょっと外れたことになるのかもしれないけど、多くの場合において、ある行為をする本人もその行為の真の動機に気づいていないってことありますよね。ほら、よくあるじゃないですか。実際にその人の行っていることをよく観察してみると、その人が口で言っていることとは全く違う行為をなしていたりすることって。。。その他にも今日は、「自分は人よりも優れているんだ」という幻想(superiority illusion)の神経メカニズムや、利他的行為は結局のところ人から良く思われたいという自己防御心の反映であって長続きしないといった趣旨(僕の解釈)のお話を聞けたりしました。夕方のセッションでの「家族」の話も良かったですね。社会心理学や動物行動学の流れを汲むフィールドで、リハビリ屋さん(少なくとも理学療法士の多く)には馴染みの薄いフィールドですが、リハビリの対象である「人間」を理解する上でいろんなヒントを与えてくれる研究領域だと思います。僕の研究テーマもこの方向で一つ増えそうです。
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