2013年10月30日水曜日

genuin に。

突然ですが、今、2年生の脳神経科学Ⅱでシナプスの話をしてるんだけど、いろいろと勉強になるところがありますね。ま、一応、僕は教壇に立って教える立場にあるので自分が勉強するよりも学生に勉強してもらわないといけないわけですが、一般的な話として、おそらく学校の授業で一番学んでいるのは実は生徒ではなく先生なんだろうと思います。

学生は理学療法士を目指している人たちなので、シナプスとか遺伝子とか、まぁ別に詳しく知らなくてもやっていけると言えばいけるんですが、変な話、ちゃんとした話をすれば多くの学生は genuin に興味を持つんですよね。ま、ややこしい(複雑な)話になってきたり、細かい(厳密な)話になってきたり、考えなきゃいけない(知的な)話になってくると、顔色が悪くなる学生も少なからずいることはいるんですけども。。。

そうですね。高校までに身につけるべき学力が問われるような局面に直面すると、一気に学生の元気がなくなることは、これまでの僕のティーチングキャリアの中で実感してきたことではあるのですが、一方で、理学療法の「評価」とか「治療」とか「統合と解釈」とか、そういったことよりもこういった局面において genuin に知ることの喜びを感じる学生もまたいるということも、これまでの僕のティーチングキャリアの中で実感してきたことではあるんですよね。

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