何年か前から日本の大学でも授業の中身が事前に学生に分かるようにしましょうという話になり、全国的に「シラバス!シラバス!評価基準だ!ほれほれ!ヤイヤイ!」といったムーブメントが起こっています。米国化の一貫ですね。アメリカナイゼーション。
僕が学生であった25年ほど前にはこんなのはなくって、授業がいったいどう進んでいくのか、成績評価はいったいどのようになされるのか、といったことが学期末に成績が出るまで(あるいは成績に関して言えば、成績が出た後も)全く分からなかったことを思えば進歩していきていると言えるのでしょう。。。
ほんでもって最近ではデジカル化の流れもあって、このシラバスを大学内のデータベースシステムにパソコンからカチャカチャ打ち込んで登録するようになっているわけですが、昨日この作業をしてして、実に年間10科目の授業を計画しているんだということに気づきました。以下がそのリストです。
① 脳神経科学Ⅰ(2年生前期)
② 脳神経科学Ⅱ(2年生後期)
③ 運動科学(2年生前期)
④ 理学療法研究論(3年生前期)
⑤ 臨床理学療法学演習Ⅰ(3年生後期)
⑥ 臨床理学療法学演習Ⅱ(3年生後期)
⑦ 代替医学(4年生後期)
⑧ 健康教育論(4年生後期)
⑨ 臨床見学実習(2年生前期)
⑩ 健康科学入門(経営・人文学部対象)
僕にとってコアになるのは①②の「脳神経科学」と④の「理学療法研究論」なのですが、その他の科目もこうして見ると大事ですよね。「運動」とか「臨床」とかね。「代替」や「健康」もサテライト科目としては面白いものだと思います。
まぁ、これらを計画するのは楽しいんだけど、入力はホント面倒なんだよね。それに教育業務って実際のところ人事評価におけるいわゆる「業績」にはならないんだぁ。。。コマ数増えると「単価」も下がってしまうわけだしさ。。。それはそれで悲しいよネ...(T_T)
今日も残り一日ガンバロ...。
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