2014年2月21日金曜日

真央ちゃんとヨナ

よ〜し、時事ネタ行ってみようか。五輪女子フィギアスケート。と言っても今回はテレビ中継さえも見なかったんだけどね。。。でも2010年のバンクーバーは職場のテレビで観た。浅田真央ちゃんがまだ19歳の時だったと思う。SPでは完璧だったのに、フリーの演技でジャンプが決まらずキムヨナに負けちゃったんだ。そのとき真央ちゃんはテレビカメラの前で涙を流し、「悔しい」という言葉を口にした。アナウンサーは「(キムヨナに負けて)悔しい」という風に捉えたみたいで、「『キムヨナに負けて悔しい』と言ってましたね」な〜んて勝手に言い換えてたんだけど、真央ちゃんはそんな誰かに負けて悔しいというような次元でモノを考える人ではないと思う。真央ちゃんはただ「(自分の力が出し切れなくって)悔しい」と言ったんだ。今回もまた五輪では十分に自分の力を出し切ることはできなかったみたいなんだけど、僕から見れば、彼女は本当の意味で初めて世界に通用した日本のフィギアスケーターだったんじゃないかと思う。ライバルで同い年のキムヨナを「ヨナちゃん」と呼ぶのは何かしっくり来ないものがあるのだが(キム選手はやはり「キムヨナ」とシャープに突き離した感じが良い)、浅田選手は本当に「真央ちゃん」と思わず呼びかけたくなるような、そんなスイートで徳のあるアスリートだね。

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