神戸学院大学では今日から前期の期末試験が始まりました。一年の中でも学生たちが最も充実したキャンパスライフを送る数日間です。本日はわたくしめが担当する脳神経科学Ⅰの試験があったわけですが、学生の皆さまにおかれましては思いのほか時間に追われた1時間となったようです。以前は洋行帰りということも手伝い、米国的な基準でもっともっと難易度の高い問題を出していたのですが、最近はまぁそこまで求める必要もないだろう、ここは安全、安心の国ニッポンなのだからということで比較的優しい出題をしておりますですが、それでも途中退出者が一人もいないという事実を鑑みれば、まだまだ優しくする必要があるのかもしれんです。以前、文系学部の期末試験に監督者としてお手伝いさせて頂いたことがあるのですが、その時はちょんちょんちょんと3問ほどが出題されておりまして、あれ?コレ、小テスト?...じゃないよね....なーんて思ったことがあり、学生も試験開始後30分経つか経たぬかの間にだだだーっと席を立たれたことを覚えておりますですが、本当はそのような在り方が我が国ニッポンにとっては正しい姿ではないかと近ごろ考えたりもしておりますです。
0 件のコメント:
コメントを投稿