2014年7月31日木曜日

実習配置

今年度から2年生の臨床実習の統括をしていて今週になって作業が一段落した。いや、一段落しそうだ。2年生なんで「臨床実習」と言っても見学がメインの「exposure 実習」で、期間も一週間足らずとごくごく限られているわけなんだけど、40名ほどの学生を学外の実習施設に配置するとなるとコリゃなかなか大変なんだよ。たとえば学生の履歴書を送ったりするわけだけど、学生だけの力ではこの一枚の履歴がなかなかまともに書けないわけです。ま、そんな練習したこともないだろうから仕方がないわけなんだけど、こういうところまで実習担当教員が教えたりしなくちゃいけないんだよね。。。そして学生の感染症対策も教員の一つの重要な業務となります。麻疹とか風疹とか水痘とかムンプスとかB型肝炎とか、施設によってはこれらに対する抗体が実習をする上で必要になってきます。学生の免疫情報と各施設で必要とされるワクチン接種の記録まで管理するとなると、もうコリゃ学者としての業務範囲は大幅に逸脱することになりますね。でも、それを僕らがしないとほかには誰もしないので、こういう言ってみれば雑用をするだけで多くの時間が費やされていくわけです。大学の先生って(日本は特にそうだと思うけど)、実はこういう雑用が業務の中核を占めてたりするんだよね。ま、そういうことを「専門」としている大学教員も少なからずいるからそれはそれで需給のバランスは取れてるとは思うけど。

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