2014年7月18日金曜日

盗んでも大丈夫v

久々ですが、今夜もまたSTAP絡みで書きますかね。今年に入ってから半年近く話題炎上中の若手研究者さんですが、早稲田大学に提出した博士論文についてもいろんな疑惑が持たれていたようです。それで弁護士さんやら名誉教授やらの有識者から構成される調査委員会が立ち上がって緻密な調査がなされたようなのですが、結論としてはお咎めなし。つまり同大がO氏に授与した博士号は取り消さないとのこと。でもニュース記事をよく読んでいくと「多数の問題箇所があり、内容の信ぴょう性、妥当性は著しく低い。審査体制に重大な欠陥、不備がなければ、博士論文として合格し、博士の学位が授与されることは到底考えられなかった」との指摘もしていて、僕の結論的感想を言わせてもらえば、何じゃコレ?って感じですね。事実の認定と結論部分が随分と乖離しちゃってると思いません? 不正箇所が6カ所あり、論文の最初の20ページほどは明らかな盗用(コピペ)があるらしいんだけど、それでも博士論文として相応しいって結論してるんだから、ホント有識者たちの考えることってスゴいですよね。早稲田って歴史的にも偏差値的にも日本の私学を代表する学校の一つだと思うんだけど、そんな大学の調査委員会がちょっとくらいの盗用はオッケーって言ってるわけで、これは日本の学位論文の一つのスタンダードになるかもしれないね。盗用で学位を取り消された人がいたら、まずはこのケースを引用して自己弁護したら良いと思う。「おんなじことして取り消されてない人おるやーん」って。

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