この事実をどう捉えるかは人それぞれでしょうが、一つの考え方として、今のうちにさっさと学位を取っておくのも良いでしょう。日本の大学は「海外と日本は違う」と言いながらいつの時代も外国(つまり今はアメリカ)のシステムを追っかけているのです。ですので、生物科学系なんかは顕著なのだろうと思うんですけど、年を追うごとに学位授与のための質的ハードルは上がっています。リハビリの世界も、これから求められる基準が上がるか、あるいは「もうこんなのに大学院要らないでしょ」ということで、大学院そのものが消滅する日が来るかのどちらかになるのだろうと思います。
まあ日本のリハビリ大学院一般がどうであれ、僕のラボ自体にはこれからのリハや教育(学校教育に限定されるものではない)の世界を牽引する志のある人たちが来てくれることを願っています。そしてその人たちが僕のラボでの経験を通して世界的な水準で物事を考えられるよう指導する準備を個人的には整えています。
学位を取るなら坂本ラボ。
今の良き時代が古き良き時代とならないうちに。
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