2015年3月2日月曜日

終わった国試

終ったね。理学療法士(PT)国家試験。少なくともうちのラボの学生は全員大丈夫だったみたい。全体的には今年もまた合格率は80%台でしょうか。試験問題を難しくしたりして意図的に合格率下げると確かに学力の低い人たちを排除することは出来るわけだが、それはそれで社会問題にもなるんですよね。PTの学校って法科大学院みたいなもので(格は全然違うけど)、大学と言えども職業訓練校なんですよ。だからPTに成れなかったら学校通った意味って基本的には無くなってしまうわけです。もちろん資格取得だけが全てではなく、理学療法学を通して教養が身に付くという風に考えることもできないではないけれど、教養を身に付けたいのであれば、他の学問をやった方が理に適っていると僕は思う。だから、司法試験みたいに難しくして合格率下げてしまうと誰もPTの学校に行かなくなって、多くの学校は定員割れ→経営困難→廃校ってプロセスを辿ることになる。ま、PTが余ってくると、いずれそういう時代は来るのだろうけど、一番被害を受けるのは入学してからその時代の変わり目に遭遇した学生たちだろうね。教員たちも失業だけど。。。何はともあれ、国試が終ったばかりの皆さん、受験勉強お疲れさまでした。頑張った人たちみんなが合格することを祈ります。

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