2015年5月10日日曜日

教育のコアマインド

昨日、美原記念病院の菊地先生とネットでやりとりしていて、「大学の在り方」みたいな話になった。大学がホームページなどの広報媒体で国家試験合格率やら就職率やらをデカデカと掲載するのはちょい違和感があると。確かに職業訓練校である専門学校が自校の教育の成果としてこれらを誇ることは頷けるが、大学はそんなことではなくって学問を探求し、それを発展させることが第一の使命なのではないかと。ま、正論ですよね。大学が専門学校と同じ価値観で教育してたら大学のUSP(特異性)って何なの?みたいな話になるわな。でも、現実にはリハビリ職の養成校って大学にしろ専門学校にしろどこも似たり寄ったりの教育してると思うんだよね。公立・私立も関係ありません。そもそも教えてる教員自体が大学の場合であっても基本的には「専門学校修了者」であることが多いわけで、どうしても教育のコアマインドは職業訓練になっちゃうんだよね。それに、大学と言えども、学生諸君は理学療法士や作業療法士になるために入学してくるわけだから。

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