【CBR臨床教育セミナー】
神経行動科学に基づく臨床推論
〜治療に繋げるクリニカルリーズニング〜
〜治療に繋げるクリニカルリーズニング〜
講義とグループワークと治療デモと、とてもバランスの取れたブログラムで、初対面の人たちが集まったにも関わらずいろいろと濃いお話ができました。
最後の永井先生によるデモでは、実際に症状がある受講者を模擬患者に、20分ばかりの治療セッションを行いました。
よく、
「10分で衝撃の治療効果が!!!」
とか、
「この筋を触るだけで!!!」
とか、
治療系のセミナーなどでは大袈裟なバカ騒ぎがなされることがありますが、
いや、ほんとにそんなことってあるんですよ。
ま、今日は20分かかったし、いろんな筋を触られていたのであんまスゴくないのかもしれないですけど、それでも十分に衝撃的やったですね。
いや、ほんと、マジで。
筋骨格系に対するマニュアルな技術と認知的なアプローチを組み合わせることで如何に強力なセラピーを展開できるかを実証いただきました。
また、クリニカルリーズニングというお題目にも沿う形で、永井先生には治療中の思考過程も全て開示して頂き、受講者の皆さんにとってはとてもお得で有益な研修会となったはずです。
ただ、今回はなぜか参加者の数がこれまでのCBRセミナーと比較して少なく残念やったですね。
この件に関し、受講者の皆さんにいろいろフィードバックしてもらったのですが、なかには、
「Facebookを中心に告知されているので、ちょっと胡散臭い感じがする」
とか、
「セミナーのポスターがカラフルなのが怪しく思う...」
などのご意見も...。
みんな若い人たちなんだけど、まだまだデジタルより紙の方が信頼できるみたいなんだよね。僕は新聞であろうがテレビであろうがFacebookであろうがコトの信憑性を判断する上で全く関係なかったので新たな発見^^
ま、足が向かなかった理由はこれだけではないのだろうけど、CBRのいかがわしさをどう解消していくかも今後の課題。
たとえば、下らん雑誌に下らん論文載せたりすることも世間の信用を得るためには大事なことなのかもしれないね...きっと。
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