2015年7月10日金曜日

面白くないんですよね

僕、うちの学部の図書委員してるので、本屋さんからいろいろ新刊書を紹介してもらえるのですが、リハビリ関連の本ってずいぶん増えましたよね。僕も一応リハビリの世界で仕事させてもらっているので、周りのことを知るためにもホントはどんどん読まなきゃいけないんだけど、ここだけの話、ほとんど、というか全くと言って良いくらい読んだことがないんですよ。論文も同様です。『理学療法ジャーナル』はもう20年以上購読してませんし、『理学療法学』も一応職場に送られては来るんですが、ほぼ全てビニールに入ったままです。いや、別に決意して読まないと決めているわけではないのですが、たぶんいつからか無意識下に条件反射が成立してしまっているのだと思います。たまに授業の準備で読まなくちゃいけないことがあったりして読んだ時に、あんまり良い印象を受けなかったりして、ついつい遠ざかってしまうのかもしれません。ときどき学生や若手のセラピストと話するんですが、彼らも「リハビリの本て面白くないんですよね」「ワクワクしないんですよ」なんてこと言ってます。あ、コレ、僕がそういうこと言うように誘導してるわけではないですよ。あくまでも彼ら自身の感想です。ま、僕自身もこんなこと言ってて自分でそんな面白いものを書いたりする自信は全くないのですが、どうすればリハビリを題材にして面白いものを作れるのか、若い人たち(に限るわけではないけど)を知的に啓発することができるのか、最近、理学療法の学会行ったり、大学院生と研究したり、CBRの活動を通していろんな人と関わったりしながら模索してるんですよね。

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