さて、今日で神経科学会終わりました。午前中は大学での仕事があって下條先生のトークも聞けなかったのですが、午後からの包括脳プロジェクトに絡んだお話と市民公開講座「脳科学の達人」を拝聴しました。僕は思うのですが、脳研究は明らかに次のステージに進もうとしています。分子生物学が単一遺伝子の発見・解析からゲノムサイエンスへと進んで行ったように脳科学も単一ニューロンやシナプスの解析から脳全体の機能を規定するニューロナルネットワークの解明に進もうとしています。しかも分子から認知行動に至るマルチレベルな分析・統合を通して。。。こうなってくると大量のデータを集約するためのアルゴリズムが必要になるわけで、数学の知識と偉大なる想像力を兼ね備えた人たちが重宝されるようになるんでしょう。僕がまだ10代でこれから脳科学やるなら追っかけるテーマに関わりなくまず数学をやるだろね。。。この4日間、久々に神経科学と英語のシャワーを浴びてまた一つ成長できたと思う。やっぱ、たまにenlightenされる機会がないと脳ミソに悪いよね。
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