昨夜はこれから脳科学をやるなら数学を学ぶが良いという趣旨のことを書いたんですが、数学を使って本当に何かを理解したり表現したり出来るようになると仕事の幅広がるんですよね。「数学者」というところまでいかなくても、他人(ひと)が書いた数理的な内容の論文を理解したり、既知の数学を使って仮説を定量的に表現できるようになれば、それは一つの確たるスキルになる。これまでの生物学だと何か新規の物や現象を発見したり生み出したりしないとノーベル賞(たとえばね)は取れなかったりしたわけですが、今後は生物学でも経済学のように現象を美しく有効に説明する数理モデルが受賞の対象になったりするかもしれません。。。話は飛躍しますが、理学療法の入試面接で「まずは数学を学ぼうと思ってます」なんていう受験生が現れる日が来るんでしょうか? 来たとして、面接官の教員がその意味を理解することができるのか? 「専門」と言えば、「スポーツ」とか「回復期」とか「地域」とか、そういう言葉しか思い浮かばないようなら大した未来はやって来ないのかもしれません。
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