3年生の科目「理学療法研究論」の成績を出しました。期末試験を受験した人たちは全員合格です。試験の平均点は56点か57点で決して良くはなかったんですが、この科目は中間・期末試験以外にも小テストやらレポート課題やらが複数あるので、試験が多少難しくてもまじめに課題を提出していれば不合格になることはほとんどありません。ま、それでもたまにダメな場合もあることはあるんですけど、今年は幸い大丈夫でした。僕は内心、この科目があることで神戸学院大学(の理学療法学科)とその他の学校との差異が生まれていると思うのですが、それはなかなか効果としてはっきりと目には見えないし、受講している学生も何が違うのか実のところはよく分からないだろうと思います。いろいろと経験を積んで問題意識を持たないと同じ内容のことを話しても伝わり方は違うんですよね。ま、経験してもみんなが同じ問題意識を持つようになるとは限らないんですけども...。ノウハウ(手順)を教えるのは比較的簡単なんですけど、価値を伝えるのはなかなか難しいことなんですよ。
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