2015年9月26日土曜日

王道的な

昨日から後期の授業が始まりました。学期自体は1週間前に始まったのですが、シルバーウィークを挟んだりしたのでなかなか出番がやってきませんでした。4年生への授業で、「健康教育論」と「代替医学」という選択科目です。ま、「選択」と言っても選択肢が限られているので「必修」みたいなものなんですけどね。良い悪いはさておき、リハビリ教育のカリキュラムって自由度低いんですよ。。。これら2科目は僕が教える他の科目と違ってかなり緩い構成になっていて、授業の主な目的は卒業前に少しばかり見聞を広めることなんです。理論をかっちり学ぶのではなく、実務的なことを見聞きしたり体験したりすることに主眼が置かれています。そうそう、王道的なリハビリ教育を展開しようというわけです(笑)。それで昨日は少し起業の話やそれに絡めてセラピストの給与の話もしたんだけど、やはりみんな収入の話には興味があるんだよね。理学療法士が自営するクリニックなどで医師の処方なしに健康支援業を行うことに対しての私見も述べたんだけど、学生のみんなはどう思っただろうか。礼儀作法的なこと、つまりマナー教育はかなり熱心にやられているとは思うんだけど、キャリア教育ってリハビリの学校では全く行われていないに等しい。だから、よほど内的に動機付けられている self-motivated な学生を除いては、みんなほとんど何も考えていない、と言うか、どう考えたら良いのか分からないんだよね。

0 件のコメント:

コメントを投稿