神戸学院大学 総合リハビリテーション学部 准教授 坂本年将のブログです。日々の生活についてアレコレ書いていきます。専門は脳科学(PhD)とリハビリ(理学療法士)です。脳とリハビリ研究所 Facebook ページ https://facebook.com/cbr.jp
2015年9月27日日曜日
無理ではないけど不利だと思う
さて、今日は大学の業務で日曜出勤。うちには附属高校があってそこの生徒たちに学部紹介をするという企画です。毎年やってます。理学療法は結構人気で推薦枠も限られているので高校内での競争はかなり激しいです。僕としてはやはり優秀な人たちに入学してもらいたいので、優秀な人たちに興味を持ってもらえるような紹介をしなくちゃいけないと思ってます。あ、ここで「優秀」と言うのは学業成績が優秀という意味です。もちろんお人柄も優秀であれば尚のこと良いですが、高校時代のお人柄がそのまま定年退職するまで維持されるとは限りません。変わる人は変わります。歳を取るにつれて意地悪になる人もいるでしょうし、偉くなるにつれて眠っていたエゴが剥き出しになる人もいるでしょう。それと比べれば高校時代に身につけた知力(知識や考える力)というのは比較的その原型を保持したまま歳月を経るように思うのです。「あの人、最近感じ悪いよね」という言葉はたまに耳にしますが、「あの人、最近バカになったよね」という言葉はあまり聞かないと思います。入学時の学力ってやっぱ大事だと思うんだ。高校卒業するまで勉強する習慣が身に付かなかった者が大学や専門学校に入ってからそれを身に付けようと思ってもなかなか難しいんじゃないかな。無理ではないけど不利だと思う。ただ、そうは言っても、そういう秀才くんや秀才さんが入学して、その子たちがリハの世界でその後イキイキ夢を膨らませることができるかどうかはまた別の話ではあるけれど。
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