1年ほど前に一つの実験をしました。
同じような蜜柑を三つ用意して、それぞれ蓋のない小さなタッパーに入れます。
二つのタッパーの表面には「大好き」または「大嫌い」のラベルを貼ります。残りの一つには何も貼りません。
その後、室温で3週間ほど放置し、蜜柑の外観が変化していく様子を観察するだけなのですが、この期間に家族全員が毎日少なくとも一回それぞれの蜜柑に感情を込めて声かけしました。
1)「大好き」のラベルが貼られた蜜柑には、「好きだよ」とか「愛してる」とか「今日もキレイだね」とか「素敵!」といった言葉をかけます。もちろんこの時は笑顔です。
2)「大嫌い」のラベルが貼られた蜜柑には、「お前なんか嫌いじゃ !!!」「向こう行け!」「うざっ!」といった言葉を畳みかけます。
3)無視する蜜柑には見向きもしません。
3週間後、結果は写真の通りになったのですが、
「大嫌い」の蜜柑よりも「無視」された蜜柑の方が外皮がごわごわして、時間経過による傷みが激しかったです。
今回は一度(一組)しか実験をしなかったのでこの結果が再現されるかどうかは分かりませんが、偶然に起こるとしてもその確率は(1/3)の3乗で約3.7%。
初回の実験で5%にも満たない事象が都合良く起こるとは考えにくいんですよね。*p < .05 です。
食べ物に人間の心が通じるチャネルがあるのかどうかは現代の科学をもってしても不明ですが、我々がまだ目に見える形でアイデンティファイ(identify)できていない心的エネルギーが人の身体から放出され、周りの生命体に(ひょっとするとその他あらゆる物にも)影響を及ぼしている可能性を想像させる興味深い実験結果です。
0 件のコメント:
コメントを投稿