来年のサッポロ学会の抄録〆切が間近となり、今日は院生が書いた原稿を手直しした。こういうことを言うのも何なんですが、「院生」と言ってもまだまだなんですよね。直しを入れ始めると(こちらにその気がある場合に限ってですが)もう原型を留めないほどに書き換えます。もちろんうちにいる人たちは素質があってやる気があってセンスもこれまた良いんですが、トレーニングの量が絶対的に不足しているわけです。テーマを設定するのも実験を着想するのも結果を解釈するのも論文を書くのもそれぞれ細かいスキルが無数にあってそれら全てが手元に揃うには必死に工夫したとしても10年ほどかかるんじゃないでしょうか。そしてもしそれらを手に入れたとしても二流の人は二流、B級の人はB級なんですけどね。ま、別な見方をすればセラピストの「研究者」なんてほとんど二流以前なわけですよ。いやいや、そこまで言うと言い過ぎかな? 的は得てると思うけど^^。要はトレーニング環境をもっと整備しなくちゃいけないということだよね。抄録の方はまだ少し難解なところがあるんだけど、字数が限られているのでそれ以上平たくできない悩みがある。
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