2015年11月5日木曜日

配慮して下さい

さて、ここ2日ほど学会抄録の話をしてきたけど、今回インターネットで投稿する際に「障害」「障害者」という言葉に配慮して下さいとの注意書きがあったそうな。院生から聞いた話なので詳しいことはよく分からないのですが、「配慮して下さい」と言われてもねぇ。。。「使うな」ということなのかな? 提出した抄録に「運動障害」という言葉を使っていたんですよ。要するに「運動に障害がある」ということなんですが(そのまんま)、どう配慮すれば良いのか? 「使うな」と解釈して一応検討してみたけど、「障害」の代わりに「不自由」とか「異常」とか「不全」とか使っても結局ネガティブな意味になるし、困ったもんだ。まあ、絶対に回避出来ないことはないけど、「障害」ってこれまでリハビリ界ではバンバン使われてきましたよね。「障害分類」とか「機能障害」とか「PTは病気じゃなくって障害をみるんだ」とか日常的に聞く言葉ですよね。弁護士が人の揉めごとを仕事(敢えて「めしのタネ」とは言わない。品が無いから...)にしてるのと同じように、リハ職は基本的に人の障害を仕事にしてるんじゃないの? 聞く人によってはネガティブな響きのある言葉なのかもしれないけど、じゃ代わりとなる言葉があるかと言うと、なかなか難しい気がするな。。。

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