2015年12月17日木曜日

はっきりしてますか?

ここ数日大学院のこと書いてますけど、今日は学費の話をしたいと思う。日本のリハビリ系の大学院だと学校に支払う金額は年間70〜80万円くらいではないでしょうか。単純に掛け算すると修士は2年在籍して140〜160万円、博士は3年で210〜240万円ですから、学部を卒業して博士までやるとおよそ350〜400万円になりますね。もしこのレンジから大幅に外れる学校があれば教えて頂けると幸いです。この教育への自己投資を高いとみるか安いとみるかもちろん人によって違うでしょうが、大学の教員として研究や教育に携わりたいのなら(基本的に)学位は必要ですし、教育・研究職は誰もが就けるポジションではないので、個人的にはとても安いと思います。たとえとして適当かどうか分かりませんけど、開業時にまとまった設備投資が必要な事業を始めるとなると、とてもこの額では済まないんじゃないでしょうか。ただ日本のリハビリ系の場合、大学院教育って業界内でそれほどリスペクトされてるわけでもないんですよね(体感的に)。実際、修士や博士と言ってもどんな教育受けたのかはっきりしないわけですし(はっきりしてますか?)、場合によっては、というか上手くやれば、修士や博士が無くても大学教授になれたりします(コレ事実)。この場合は教育にかかる数百万円が浮きますよね^^。このあたりのことを整理しないと、金銭的な負担も含めリスクを取って大学院に進学しようという人はなかなか増えないだろうし、この業界における学位・学術の価値も上がらないと思うんですよね。こういう状況を打破したいという人たちと是非とも一緒にやっていきたいです。

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