2016年4月17日日曜日

防災脳科学

地震がまだ続いているようですが、こういう大きな災難が一部の地域で発生した時に安全地帯にいる人たちはどのように振る舞えば良いのか。うちの大学にも社会防災学科というのがありますが、危機管理の専門家にはそういう災害の中心ではなく周辺にいる人たちの心理や行動についても研究して市民を啓蒙して欲しいですね。ま、人の心や行動に関わることだから社会学者に任せてないで脳科学者が研究しても良いわけですけど。「防災脳科学」。僕も遠隔的に神戸の地震を経験したり、アメリカで(自然災害ではないけど)911とか経験したりしましたが、それらの経験を踏まえて言えば、こういう大きな(心理的)衝撃を国全体が受けた時に、幸いにも被害を免れた人たちができる(すべき)最も基本的なことは平常通りに過ごすことではないかと思う。もちろん直接被害に遭った人たちを慮ることは大切だけど、日々の活動を控えたり陰気に過ごしたりしたところで事態が好転するものでもないと思う。心理的な二次災害の拡大を防ぐためにも。

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