2016年6月4日土曜日

みんなで学ぶ臨床推論最前線

CBR国際セミナー。残り1席となりました。今回は Physio Study Kyoto 永井豊美先生との共催で南オーストラリア大学理学療法士の Mark A. Jones 先生をお迎えします。テーマは「クリニカルリーズニング(臨床推論)」です。Jones 先生はこの領域をリードする世界的第一人者です。この機会にリハビリテーション医療における推論の仕方をきちんと(フォーマルに)学んでみて下さい。先日、このブログで「なんちゃってニューロリハ」「とても気になるところ」と題し問題提起をしましたが、そのようなリハビリ論が横行する理由の一つはセラピストの推論構築力にあると思います。たとえば、evidence-based practice と言っても、何がエビデンスになり得るのか、どのようにそのエビデンスを使い立論すれば良いのか、といったことが理解されていなければEBPが機能することはありません。物事は考えようで如何ようにもなると言いますが、医療もそれを担う人の考え方次第で大きく異なるものになると思われます。担当制で特定のセラピストに治療を委ねる患者さんたちにとってはある意味恐ろしいことですね。Jones 先生のレクチャーが、その重責を担うセラピストにとっての貴重な学びの機会となれば幸いです。今回は平日開催ですが、すでに多くの方々に申込みを頂いています。みんなで学ぶ臨床推論最前線。お見逃しなく。

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このセミナーに向けての永井先生との対談動画をご覧頂けます。

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