2016年8月14日日曜日

夢を語れば

毎年この時期は紀伊半島を旅して妻の実家がある新宮に立ち寄ります。奈良から熊野の山々を超えると太平洋の明るさが広がります。神戸も山と海の街ですが、ぎゅっとコンパクトに凝縮されてて、この南紀のスケール感はないですね。山間部には由緒ある旅館が数多く風情もあります。でも、ちょっと旅館として今後存続するにはモデルチェンジが必要かなと思う時もある。格調高い老舗旅館といえど、やはり建物が老朽化してるんですよね。もちろんコストがかかることだからそう簡単には行かないのかもしれないですが、一客人として夢を語れば、街の歴史に調和する和風モダンな旅館が立ち並ぶと良いなと思う。日本の情緒を次の世代に継承していくためにもね。

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