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CBR脳とバイオメカニクス研修会
〜歩行の神経科学とバイオメカニクス〜
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神経科学とバイオメカニクスをまとめて学べる二日間の研修会です。
私のこのブログ「脳科学者の身辺雑記」に毎回いいね!をしてくれる人がいて、「この人誰だ?」と思いメールしたのが始まりです。
初めてお会いしたのは昨年5月。東京で開かれた全国理学療法学会でした。
「初対面なのに全くそんな感じがしませんね」と話が弾み、半年後にはセミナー開催。
これまで、
【CBRシンポジウム2016】(神戸)
【CBR熊本地震復興支援チャリティーセミナー】(福岡)
【CBR2016】(淡路島)
で先生のご専門である脳画像解析のお話を中心に講演して頂きました。
今回の研修会では玉利先生のもう一つのご専門である動作解析の話を加え、神経科学とバイオメカニクス(運動学)の観点から歩行について解説して頂きます。
神経科学と運動学は理学療法士にとって最も重要な基礎学問ではありますが、この二つの領域を融合する試みはリハビリテーションの世界においてこれまでほとんどなされてきませんでした。
これは両者に精通するセラピストが数少ないということでもあり、この不足を埋める教育プログラムの開発が急務であると考えてきました。
身体運動の制御は感覚機能を介した筋骨格系と神経系との相互作用によりなされています。
セラピストはこの仕組みを包括的に理解することが必要です。
私が知る限り、玉利先生はこの仕組みを初学者に効果的に教授することができる数少ないセラピストの一人です。
本研修会では、学生や若手が知識ゼロからでも理解できるよう、初日に加速度、モーメント、パワーといった物理学の基本的概念の解説から講義を始め、歩行に関わる関節運動の法則性を力学的に理解していきます。
そして2日目にはその関節運動を制御する神経系の働きについて、近年の脳画像研究からの知見や症例検討を交えて学習していきます。
先にも述べましたが、これまでのリハビリ業界では学校教育においてもそして学会においても神経系と運動器系は別物として扱われてきたように思います。
しかし、当然のことながら、人の身体運動において両者は密接に関係しています。
世界の学術は着々と学際化の方向に進んでおり、リハビリの世界においてもやがてこの波は訪れることでしょう。
「神経系が専門です」「運動器が専門です」といった専門性が意味を成さない時代が来るということです。
これからリハビリテーションを学んでいく学生や若手はキャリアの出来るだけ早い段階でそのことに気づき、視野を広げ統合する術を身に付けていかなければなりません。
この研修会がその一つのきっかけになれば幸いです。
また、今回の研修会では、会期中、受講者の皆さんが講師の玉利先生、そして私(坂本)と身近に話ができる会食の場(懇親会)も用意しています。
先着希望者4名限りの特別企画です。
普段はなかなか聞けない臨床での疑問や、効果的な勉強法、キャリアの築き方など、この機会に自由にお話してみて下さい。
*懇親会 2016年12月17日(土)会場周辺 19時〜21時まで*
講師・主催者との会食。先着希望者4名限定(会費別途4,000円)
私の経験からも言えることですが、誰を知っているか、誰と繋がるかは、仕事をしていく上で、あるいは人生を生きていく上でとても重要です。
共に学んでいきましょう。
次世代のリハビリテーションを担う皆さんへ。
数多くのご参加お待ちしています。
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CBR脳とバイオメカニクス研修会
〜歩行の神経科学とバイオメカニクス〜
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■会期
1日目 2016年12月17日(土)13:30〜17:30
2日目 2016年12月18日(日)10:00〜16:00
■会場
東京メトロ赤坂駅周辺(徒歩圏内)セミナールーム
*会場所在地はお申込み後お知らせします*
■講師
福岡国際医療福祉学院 専任教員/国際医療福祉大学大学院 講師
玉利 誠
■企画・コーディネーター
神戸学院大学 准教授/脳とリハビリ研究所 ディレクター
坂本 年将
■研修会プログラム
http://stellar-mind.com/cbr-biomechanics/program.pdf
■参加申込サイト
http://stellar-mind.com/cbr-biomechanics
■講師プロフィール
1998年宮崎大学教育学部、2001年宮崎リハビリテーション学院卒業。臨床を経て、2006年より福岡国際医療福祉学院にて教鞭を取る。2015年国際医療福祉大学大学院理学療法学分野講師。脳卒中・パーキンソン病患者らの脳画像・動作解析に取り組んでいる。自身の研究に基づき、これまで数多くの研修会にて講師を務める。セラピストの卒後教育分野において現在最も活躍する理学療法士の一人である。
■主催者プロフィール
1989年神戸大学医療技術短期大学部卒業。1994年まで神戸大学医学部附属病院理学療法部にて股関節症患者の運動力学的研究に従事する。1994年渡米。1995年ニューヨーク州理学療法士免許取得。その後、コロンビア大学大学院(修士)、MIT脳認知科学科大学院(博士)等を経て現職。『カンデル神経科学』をベースにしたニューロサイエンス基礎講座【CBRベーシック】を中心に、全国各地で基礎と臨床を繋げる各種セミナーを開催中。
主催:脳とリハビリ研究所(CBR)
運営:株式会社ステラマインド
私のこのブログ「脳科学者の身辺雑記」に毎回いいね!をしてくれる人がいて、「この人誰だ?」と思いメールしたのが始まりです。
初めてお会いしたのは昨年5月。東京で開かれた全国理学療法学会でした。
「初対面なのに全くそんな感じがしませんね」と話が弾み、半年後にはセミナー開催。
これまで、
【CBRシンポジウム2016】(神戸)
【CBR熊本地震復興支援チャリティーセミナー】(福岡)
【CBR2016】(淡路島)
で先生のご専門である脳画像解析のお話を中心に講演して頂きました。
今回の研修会では玉利先生のもう一つのご専門である動作解析の話を加え、神経科学とバイオメカニクス(運動学)の観点から歩行について解説して頂きます。
神経科学と運動学は理学療法士にとって最も重要な基礎学問ではありますが、この二つの領域を融合する試みはリハビリテーションの世界においてこれまでほとんどなされてきませんでした。
これは両者に精通するセラピストが数少ないということでもあり、この不足を埋める教育プログラムの開発が急務であると考えてきました。
身体運動の制御は感覚機能を介した筋骨格系と神経系との相互作用によりなされています。
セラピストはこの仕組みを包括的に理解することが必要です。
私が知る限り、玉利先生はこの仕組みを初学者に効果的に教授することができる数少ないセラピストの一人です。
本研修会では、学生や若手が知識ゼロからでも理解できるよう、初日に加速度、モーメント、パワーといった物理学の基本的概念の解説から講義を始め、歩行に関わる関節運動の法則性を力学的に理解していきます。
そして2日目にはその関節運動を制御する神経系の働きについて、近年の脳画像研究からの知見や症例検討を交えて学習していきます。
先にも述べましたが、これまでのリハビリ業界では学校教育においてもそして学会においても神経系と運動器系は別物として扱われてきたように思います。
しかし、当然のことながら、人の身体運動において両者は密接に関係しています。
世界の学術は着々と学際化の方向に進んでおり、リハビリの世界においてもやがてこの波は訪れることでしょう。
「神経系が専門です」「運動器が専門です」といった専門性が意味を成さない時代が来るということです。
これからリハビリテーションを学んでいく学生や若手はキャリアの出来るだけ早い段階でそのことに気づき、視野を広げ統合する術を身に付けていかなければなりません。
この研修会がその一つのきっかけになれば幸いです。
また、今回の研修会では、会期中、受講者の皆さんが講師の玉利先生、そして私(坂本)と身近に話ができる会食の場(懇親会)も用意しています。
先着希望者4名限りの特別企画です。
普段はなかなか聞けない臨床での疑問や、効果的な勉強法、キャリアの築き方など、この機会に自由にお話してみて下さい。
*懇親会 2016年12月17日(土)会場周辺 19時〜21時まで*
講師・主催者との会食。先着希望者4名限定(会費別途4,000円)
私の経験からも言えることですが、誰を知っているか、誰と繋がるかは、仕事をしていく上で、あるいは人生を生きていく上でとても重要です。
共に学んでいきましょう。
次世代のリハビリテーションを担う皆さんへ。
数多くのご参加お待ちしています。
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CBR脳とバイオメカニクス研修会
〜歩行の神経科学とバイオメカニクス〜
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■会期
1日目 2016年12月17日(土)13:30〜17:30
2日目 2016年12月18日(日)10:00〜16:00
■会場
東京メトロ赤坂駅周辺(徒歩圏内)セミナールーム
*会場所在地はお申込み後お知らせします*
■講師
福岡国際医療福祉学院 専任教員/国際医療福祉大学大学院 講師
玉利 誠
■企画・コーディネーター
神戸学院大学 准教授/脳とリハビリ研究所 ディレクター
坂本 年将
■研修会プログラム
http://stellar-mind.com/cbr-biomechanics/program.pdf
■参加申込サイト
http://stellar-mind.com/cbr-biomechanics
■講師プロフィール
1998年宮崎大学教育学部、2001年宮崎リハビリテーション学院卒業。臨床を経て、2006年より福岡国際医療福祉学院にて教鞭を取る。2015年国際医療福祉大学大学院理学療法学分野講師。脳卒中・パーキンソン病患者らの脳画像・動作解析に取り組んでいる。自身の研究に基づき、これまで数多くの研修会にて講師を務める。セラピストの卒後教育分野において現在最も活躍する理学療法士の一人である。
■主催者プロフィール
1989年神戸大学医療技術短期大学部卒業。1994年まで神戸大学医学部附属病院理学療法部にて股関節症患者の運動力学的研究に従事する。1994年渡米。1995年ニューヨーク州理学療法士免許取得。その後、コロンビア大学大学院(修士)、MIT脳認知科学科大学院(博士)等を経て現職。『カンデル神経科学』をベースにしたニューロサイエンス基礎講座【CBRベーシック】を中心に、全国各地で基礎と臨床を繋げる各種セミナーを開催中。
主催:脳とリハビリ研究所(CBR)
運営:株式会社ステラマインド
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