2017年1月30日月曜日

みんなハッピー

3月26日(日)開催のCBR全国ツアー札幌会場。

満席でしたが、2席空席が出ました。

すぐに埋まってしまうかもしれませんが、5月7日の札幌追加公演と合わせてご検討下さい。

ちなみに2月12日(日)名古屋会場は開催が迫っています。

名古屋は今のところ追加公演の予定がありませんので、これがラストチャンスです。。。

詳しくはこちら

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さて、もう遅ればせではありますが、最近、売り物の絵本を無料で全編ネット公開した作家がいるとかで話題になっているようですね。

「そんなことしたら自分たちの(有料の)本が売れなくなるじゃないか」

と批判してる作家もいるとか。

そんなことを批判する作家が本当にいるのか、かなり疑わしいところですが (そういうのって話題性を高めるために予め手配されているんじゃないの?プロレスみたいな感じで...)、自分の作品を無料で公開しようがどうしようが、それを作った人たちの間で了解が取れてたら何の問題もないじゃないですか。

結果的には、その絵本の売上も上がってプロモーションはうまくいったらしいのですが、この話を「金儲け」としか捉えられない人は寂しい人だと思う。

だってお金を払わずに読みたかった本を読めた人たちもたくさんいるわけですからね。

絵本を書いた本人も、無料公開して話題にしなければリーチできなかった人たちにもリーチ出来て(自分の存在を知ってもらえて)、結局はその中からお金を払って自分の本買ってくれる新規のお客さんも何パーセントか獲得できて、そのお客さんたちも無料公開がなければ得られなかったであろう感動やら学びやらをその絵本から得られるのであれば、みんなハッピーになって良いじゃないですか。

これまではそういう部分の仕掛けは裏方の人たち(出版社とか)がやっていたのが、著者自らが表に出てやる時代に変わってきているだけですよ。

人が何かをやる時に金銭的な動機が背後にあると反射的に「悪」だと思う人たちがいますが、実はそう思う人たち自身が強欲の持ち主だったりするんだよね。

2017年1月26日木曜日

続いてないよね

先日、MITのプログラムについて書きましたが(ちょっと現実的ではない気がする)、思えば、僕が脳認知科学科を出て以来、理学療法士や作業療法士で誰も後に続いてくれてないんですよね。別にMITでなくてもハーバードやスタンファードでも良いんだけど、僕が知る限り誰も続いていない。僕が渡米した20年以上前と比べるとインターネットも整備されていて遥かにトライしやすい環境になっているのに......。研究、特に基礎研究に興味のある人でも日本のリハビリ系の大学院で早々に妥協しちゃってるんだよね。確かに良い仕事をしさえすれば世界のどこでやっても同じだと思うけど、本場でしか体得できない文化ってあると思うんだよね。日本で今言う「学問」って西洋の学問のことなんだけど、向こうで学べば日本の大学教育がいかにインチキかってこと分かると思うよ。日本には腐るほどの療法士がいるんだからさ、皆が皆、日本のリハビリ系なんちゃって科学やなんちゃってアートに収まる必要はないと思う。もし、今後そういう人たちが出て来たら、一緒に何かやりたいですね。日本の療法士の未来のために。

2017年1月25日水曜日

全国ツアー解説動画

CBR全国ツアー2016参加者限定で動画配信始めました。

講義内容を補足していきます。

すでに開催した大阪、東京、福岡会場の皆さんでまだ全国ツアーFacebookグループ(こちらで動画配信します)に参加していない人は坂本宛、友達申請して下さい。

承認後、グループに招待します。

また、すでに友達なのに「まだ誘ってもらってないよ」という人はメッセンジャーでその旨知らせて下さい。

この機会を活かして下さいね。

坂本年将 Facebook
https://facebook.com/toshiznet



ちょっと現実的ではない気がする

今日の夕方、MIT(脳認知科学科)の新しい教育プログラムをFacebookで紹介しました。経済的にフルサポートしながら、PhDコースへの入学を目指す人たちを支援する教育プログラムです。実はコレ、米国民かグリーンカード持ってる人じゃないと応募できないプログラムなので多くの日本人は対象外なのですが、応募要項を読むだけでも彼らがどんな人を探しているかが垣間見えて、読む人によっては勉強になるんじゃないかと思ったんですね。さらに具体的に言うと、経済的、身体的、または社会的にハンディキャップを持った(デキる)人たち向けのプログラムなのですが、こういう恵まれない天才たちに学ぶ機会を与えようと手を差し伸べるところはアメリカらしいです。Dickのラボにいた頃、MITに入学したばかりの中国系男子学生を指導したことがありました。ご両親は英語も話せぬまま米国に移住しチャイニーズレストランを始めたとか。これを日本に置き換えると、日本にやって来たばかりの中国人が営むラーメン屋の息子さんが東大に行くようなものだと思うのですが、それはちょっと現実的ではない気がする。。。日米で比較するとアメリカの方が格差先進国だと思いますが、人材発掘への貪欲さとそれを形にする仕組みにおいても向こうが先行ってるように思いますね。日本で貧乏人が這い上がるのって大変じゃないですか? ま、這い上がる人はどこにいようが這い上がるのでしょうが。

2017年1月22日日曜日

香川県学会で講演します。

皆さんこんばんは。休みになると脳がリラックスするせいかアイデアがザクザク湧いてきてアレもコレもソレもしたくなって困りますね。

何をしたいかのアイデアはあるから、あとは時間とカネと人の問題だね。

意識高い系のセラピストや治療家さんとの定期的な交流会ができると良いんだけど、興味ある人いませんか?って何を軸に交流するかも分からなかったら興味の持ちようもないですね^^

でも、現時点では僕と価値観が似ていて個人的に信頼できる人にしか話したくないのでどうしたものか......

たぶん、時間はかかるが、普段から関わりのある人と二人か三人で始めて成功してそれから輪を広げていくというやり方しかないのかもしれないですね。

って書いてたら、今、二、三人顔が浮かんだのですが、

「それって、私のこと?」

と思った人はメッセンジャーで僕に連絡して下さい^^

さて、話は変わりますが、2月5日(日)に第22回香川県理学療法士学会にて講演します。教育講演&一般公開講座のスピーカーで呼んで頂いています。

「運動器と脳科学」というベタなタイトルですが、内容は出来るだけファンシーにしたいと思っています。

前日には懇親会もあるようで、座長の先生が数ある香川の名店の中でもとっておきの店に連れてってくれるとのことです。

当日は飲み過ぎ食べ過ぎで楽しみたいと思っています。

香川県士会の皆さん、宜しくお願い致しますmm

勘違いしてましたが...

先日、うちのラボの二人が修士論文を大学に提出しました。まだこれから学術誌への論文投稿に向けて仕事は残っていますが、彼らにとっては一段落ですね。っと、まだ最後のディフェンス(口述発表と口頭試問)がありましたっけ。。。

セラピストが通うリハビリ系の大学院でどこまで指導すれば良いのか、なかなか難しいところはありますが、二人とも入学した2年前と比べるとちょっと人格が変わったように思います。良い意味で。

その変化をどう表現すれば良いのか、また彼らにインタビューでもして動画でお伝えしたいですね。そして出来ればこのままうちのラボで博士も目指してさらに自己研鑽して欲しいです。

二人ともセラピストの文化の中でやってきた人なので当初は偉い先生たちが唱える理論(のようなもの)に自分のやってることを当てはめることが研究だと勘違いしていたり、必要のない(irrelevantな)神経メカニズムの考察をやりたがったりしてましたが、なんとかそのレベルは抜け出てくれたように思います。

そういう人はまだまだ療法士の中ではマイノリティーなのでこれから周りの人たちと歩調が合わなかったりすることを多々経験すると思うけど、どうか少数派であることを誇りに思って欲しいです。

「本物」の定義はこれまたなかなか難しいのですが、一つ条件を挙げるとすれば、自分で価値あるものを生み出せるかどうかだね。模倣からの脱却が出来ているかどうかです。

ほとんどの人はこれが出来ぬまま生涯を終えます。だから本物(本当に良いもの)の数はとても少なく、それに出会うことは滅多にないのです。もちろん少数派であるからといって本物であるとは限りません。が、本物は常に少数派であるということは覚えておきたいものですね。

2017年1月20日金曜日

GW特別追加公演

ゴールデンウィークの計画立てました。

高松と札幌行きます。

四国と北海道です。

まずは4月30日(日)に車で高松。

それから5月7日(日)に空で札幌。

うどんとラーメン。

楽しみですね。

現地でご一緒されたい方は、以下のサイトからお申込み下さい。

■GW特別追加公演
http://stellar-mind.com/cbr-basic-sp

心に浮かぶは
初夏の眩しき陽の光

ご参加お待ちしています。

熱心でない人には壁はない

昨日、今日と長田消防署で講習会でした。ちょっとした事情で「防火管理者」という資格を取ることになり、消防計画の作成や消火、避難誘導の仕方などを学びました。

これで球場や百貨店の防火管理だって出来るんすよv(する予定はないですけど)

・火災が起こった時にはむやみに窓を開けたりせずに煙を一箇所に閉じ込める。

・避難する時はかがんでゆっくり移動する。

これだけ知っとくだけでも命が助かることがあるかもしれない。

でも普段の生活を振り返ってみたら、ただただ毎日運が良いだけで、何かあったら結構イチコロでやられてしまうだろうなと思います。

地下街とか、映画館とか、ホテルとか、混雑する場所や暗い場所や迷路みたいな場所で火事にあったらまずアウトだね。

知らない場所行った時にいちいち逃げ道なんてチェックしないから。。。

講師の先生はみんな年配のジェントルマンで品の良い人ばかりでしたが、これまでの個人的な経験からして、消防署の人たちって不思議とナイスガイばかりなんですよ。

体鍛えてるからかな?

最も清々しいお役所だと思う。

先生の一人が言ってましたが、防火管理者になって熱心にやる人は大抵3年を過ぎたあたりで仕事の壁にぶち当たるらしい。

そして、熱心でない人には壁はないって。

3年と言うとちょうど1000日を超えたあたりになるんだけど、どの仕事も、やる人にとってはここらが一つの山になるんだろうね。

2017年1月13日金曜日

独自のルートで

昨日、一昨日と、仕事で東京に行ってました。分野はそれぞれ違うんですが、ボストンにいた頃を思い出す集まりで、楽しいですね。

目指しているものが似ている人たち(つまり価値観が似ている人たち)と意思疎通するのはたとえ使う言語が違ってもそれほど難しくありません。

僕は理学療法士(PT)でもあるんだけど、基本的にPTとはそれほど話が合いません。たぶん価値観にズレがあるんだろう。

もちろん、多くのPTがそうであるように「患者が良くなること」や「社会が良くなること」や「みんなが幸せになること」に僕も価値を置いていますが、そのゴールに至るまでのアプローチの仕方(好み)が違うのかもしれない。

ま、その違いが摩擦熱を起こしてエネルギーを生み出すわけだから僕にとっては違った方が良いんですけどね^^

来週の期末試験に向けて学生から質問があり、動画で回答してみました。

最終的な答えが合っているかどうかは大事ではあるのですが、結論に至る道筋はもっと大事です。少なくとも来週の試験においては。

宿泊した田町のホテルと羽田空港で撮影しました。

みんなそれぞれ頂上に至る独自のルートを見つけて下さいね。

 

2017年1月8日日曜日

リハの表舞台は

初めに30秒だけCBRセミナーのアラートをさせて下さい。

1月15日(日)開催のCBRベーシック・ショートプログラム福岡会場。

満席のため15席増やしましたが、現時点で残り2席となっています。

3月12日(日)開催のCBRベーシック・ショートプログラム高松会場。

現時点で残り2席です。

参加される方はお早めにお申し込み下さいネ。お待ちしています。

参加申込サイト
http://stellar-mind.com/cbr-basic-sp


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以前、このブログで紹介した阪神医療生活共同組合診療所グループのスタッフ(PT・OT)募集の件ですが、このブログを見て現地見学・面接等されている方が少なからずいるそうです。

縁あって、同グループの求人プロジェクトに関わらせてもらっています。

何名か採用が決まり、今期は残り1〜2名とのことです。

もし今年卒業で、まだ就職先が決まっていない学生の皆さんは検討してみて下さい。

尼崎駅周辺においてダントツに地域密着型の診療所グループです。

リハの表舞台は病院から地域へ。

患者の生活により近い場所で力を発揮してみて下さい。

見学希望等は直接診療所に問い合わせるか(担当:射手園先生)、もしくは私のFacebookに友達申請の上、メッセージを送って下さい。

こちらもお待ちしています。

■関連ブログ

みんなと同じ
回復期に慣れると...

2017年1月6日金曜日

命を守る知識と技術

Facebookで幾つかこちらの記事が流れてきました。日本理学療法士協会の会長さんが書いた理学療法士の開業権に関するものです。

特に深い意味はないのですが、ちょっと思ったことを忘れないうちに書き留めておこうと思います。

まず第一に「一体何を言いたんだろう」ということですね^^

たとえば、「開業もどき」という言葉が記事の中に出てくるのですが、これはどういう業態を指しているのでしょうか?

「開業のようで開業でない」

といった状態ですか???

そんなのあるんですか?

また、「予防理学療法は堂々とやろう」と言いつつ、理学療法士には「命を守る知識と技術が欠落している」と言う。

だから、厚労省から「(医者なしで)やって良いよ」と言われているのに実際には理学療法士にはその力はない、と告白してるんですよね。

そんなホントのことわざわざ言わなくても良いのに...

患者にとってみても怖い話ですよね。病院で白衣を着て、聴診器を首からぶら下げているセラピスト(先生)が人の命を守る術を知らないんだから...T_T

話は少し前後するんですが、僕自身は「命を守る知識と技術」が開業するための絶対的な条件ではないと思っています。

なぜなら、巷で開業している柔道整復師や鍼灸師、整体師にヨガインストラクター、アロマセラピストといった人たちが理学療法士と比べて特に優れたその手の知識を持ち合わせているとは思えないからです。

相対的にみれば、今ある知識と技術で十分に開業できるんじゃないですか? 理学療法士。むしろ、開業した後、経営音痴で廃業する療法士のこと心配するべきじゃないでしょうか?

「予防分野と医行為を歴然と峻別すること」は難しいでしょ。

予防も「予防医学」や、その実践である「予防医療」って言葉があるくらいだから、解釈の仕方によっては「医行為」であるわけだしさ。

「少数の会員でも規範に反すると全体の前進の妨げになります。」

ここで言う「規範」って何だ???

理学療法士でも何でもない人がこの記事読んだら何がなんだか訳分からんだろうな...

ま、「会員向け」のメッセージだから、分かる人には分かるんだろう。僕にはよく分からないですけど。

それにしても、この記事って年の終わりのメッセージなんですよね。

組織のトップが書く年の瀬の記事は、やはり一年を総括した上で、みんなに夢や希望ややる気を与えるものであって欲しいね。

仲間への感謝の言葉も忘れずに。

2017年1月2日月曜日

心に厚みが

新年あけましておめでとうございます。

今年も早2日が過ぎ去ろうとしています。

昨年は自分にとっては割と充実した一年だったのですが、今年も気と身を引き締めて過ごしたいと思います。

今年取り組む課題は、

「球種を増やすこと」

です。

野球のピッチャーに喩えています。

家に喩えれば柱の数を増やすこと、

お店に喩えれば品数を増やすこと、

投資に喩えればポートフォリオを組むこと、

です。

持ち手が増えると心に厚みが生まれます。

圧倒的な組み合わせを生み出すことで、今ある状態に揺さぶりをかけていきたいですね。

そんなイメージの2017年です。